第958話　ミーハー

桐山「先生呼んでくるわ」

どうしようもできないので
体育の授業をしていた先生
の方へ行き助けを求めた。

先生「なんや・・・これは
なにがあったんや？おい」

不良「沢田が・・いきなり
不意打ちしてきやがって」

先生「沢田？沢田魂輝か？
とにかく救急車呼ぶわ」

先生はあわてふためいて
職員室へ戻って他の先生に
も状況を説明していた。

それが原因でグラウンドに
先生がいっぱい集まってた

救急車も現れてミーハーな
生徒達が見に来ていた。

そして・・・３時間目が
終わり休み時間で校内放送
での呼び出しが起こった。

「３年の沢田君。沢田君。
至急職員室まできなさい」

魂輝「めんどうですね」

魂輝は席を立ち職員室へ。

前中「沢田・・・」

前中は戸惑っていた。

まさか自分のせいでこんな
事になってるとは・・・

そして職員室で・・・

魂輝「失礼しますです」

職員室に入ると当事者の
ヤンキー達と先生がいた

事情を聞いてるようだ。

先生「沢田。こっちこい
ちょっとそこに座れや」

魂輝は席に座った。

体育会系の先生も集まり
魂輝に質問をしていく。

先生「沢田。お前が・・
こいつらと喧嘩をしてた
ってのはほんまなんか」

魂輝「ちょっと違います
喧嘩ってほどしてません
すぐ心折れてたですよ」

先生「お前１人だけか？
こいつらやったんは」

魂輝「そうですけど」

先生「なるほどな・・
沢田。今な。親に連絡を
入れてってるねんや。

こいつらの親と沢田の親
それに病院行った奴も。
どういう事かわかるか」

魂輝「わかんないです」

先生「子供だけの問題と
違って親同士の話しや。
親に迷惑かかるねんぞ」

魂輝「しょうがないです
親に助けてもらうのなら
最初から喧嘩売ってくる
なって言う事ですよ」

不良「ぐっ・・・」

桐山「よせ・・やめろ」

先生「放課後にもう一回
職員室に来い。いいな」

魂輝「わかったでーす」

先生「よし。じゃあ戻れ
沢田だけ先に戻っとけ」

魂輝は教室へ戻った。
その後も普通にこなした

そして・・放課後がきた
不良達の親が集まりだす