第955話 職員室

2023年7月19日

第35部-魂輝の平日-

t f B! P L
ひとまず騒動も収まった

しかし朝礼は行われずに
不良達と先生達が集まり
職員室につれていってた

教室はざわついていた。

男子「なぁ。魂輝~。
お前なんかやったん?」

魂輝「わかんないです。
何もしてないはずです」

男子「めっちゃ怒ってた
やん。なにがあった?」

魂輝「うーん・・・」

魂輝は考えているが
思い当たるふしがない。

その頃職員室では・・・

担任「なにがあった?」

不良「なんもないわ。
うっさいねん。いちいち
関わってくんなや」

桐山「先生~。これは
俺らの問題やからやぁ。
でしゃばってくんなや」

担任「そういうわけには
いかない。先生やから」

桐山「ちっ・・・」

担任「ほっとかれへん。
手のかかる子は特に」

不良「なんもないからや
ほっといてくれや」

不良達は勝手に席を立つ
職員室から出て行った。

担任「はぁ・・・沢田君
となにがあったんやろ」

担任は魂輝と不良達の間で
なにかあったと思っていた

そして・・1時間目の授業
が終わった休み時間・・・

不良達が魂輝に近づきだす
しかし・・・

担任「沢田君。ちょっと」

魂輝「ん?なんですか?」

不良「あん?なんや?」

担任が先に近づいていた。
不良達は出直す事にした。

そして魂輝に聞き出す。

担任「桐山君達と・・・
なにかあったの?」

魂輝「なにもないですよ」

担任「なにもないのに
あんなに怒るかな?」

魂輝「知らないです」

担任「沢田君がなにかを
したとかって事ない?」

魂輝「うーん。ないです
友達じゃあないですし」

担任「なんでもいいから
思い出して。そうじゃ
ないとあんなにもあの子
らが怒るわけないから」

魂輝「・・・担任?」

担任は・・・魂輝が悪い
と思いたかったみたいだ

魂輝に非があるから・・
謝らせようとしていた。

そうすれば丸く収まる。
教師はそういうのが多い

担任「何か思い出して」

魂輝「なにもないですよ
思い出す事もないです」

キーンコーンカーンコーン
休み時間が終了した。

魂輝は教室へ戻った。
少し不機嫌になっていた。

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