第954話 残り物

2023年7月18日

第35部-魂輝の平日-

t f B! P L
魂輝「僕もいくでーす。
昨日の残りものですけど
弁当そこ置いてますよ」

清人「お~。ありがとう」

由紀「いってらっしゃい」

魂輝「いってくるでーす」

魂輝は昨日作った残り物を
詰めて弁当を用意しといた

こういう部分でもきっちり
ちゃんとやっていた。

そして・・・校門で・・・

魂輝「おはようでーす」

先生「おはよう。沢田ぁ。
さっさと教室行けよぉ~」

魂輝「はーいでーす」

いつも通りギリギリだった

そして・・・教室前で魂輝
を待ってる連中がいた。

桐山「おい・・・来たぞ」

3年のヤンキー男子全員が
集まって溜っていた。

魂輝「おはようでーす」

不良「おい・・・沢田ぁ。
ちょっとツラ貸せや」

前中「ちょっと・・・」

前中は教室から見ていた

まさか本当にこんな事に
なるとは思いたくない。

魂輝「これから授業です。
休み時間にして下さい」

魂輝は無視して教室に
入ろうとしていた。

不良「おい。待てや」

不良が魂輝の肩を掴む。

びびらずに動じていない
魂輝にむかついていた。

クラスのみんなが見てた
変な空気になっていた。

そこへ担任がやってきた

先生「なにやってるの?
もうすぐ授業始まるから
みんな教室戻りなさい」

不良「うっさい。黙れ」

不良が廊下で叫んだ。

それを聞いた他のクラス
の連中が廊下を見だす。

先生「ちょっと・・・
どうしたんよ?」

まさかの反抗に担任は
ちょっと戸惑っていた。

桐山「おい・・・ここは
いったん解散しとこうや
あんま目立つとあかん」

桐山がまとめに入る。

不良「ちっ・・・沢田ぁ
後でお前に話がある。
ちょっと後でツラ貸せ」

シーンとしていた。
少し笑い声が聞こえる。

魂輝は教室に入っていた

手を離した時にそそくさ
と教室に入り込んでいた

不良「てめぇ。沢田ぁ」

魂輝のなめた態度を見て
一気に怒りに火がついた

桐山「おいやめとけって
沢田には俺からちゃんと
言っといたるからぁぁ」

桐山が不良を止めていた
朝から騒動になっていた

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ