前中「そういうわけじゃ
ないんだけど・・・」
魂輝「どういう訳です?」
前中「彼女とか・・・
好きな人とか・・・」
魂輝「よくわかんないです
僕は恋愛っていうのは」
前中「そっか・・・」
魂輝「じゃあ帰るです。
前中はもう僕にいちいち
関わらないでください」
前中「えっ・・なんで?」
魂輝「不良は不良のみんな
と一緒につるむですよ。
僕は不良じゃないです。
不良と関わってると僕も
不良だと思われます
もう関わらないで下さい。
僕は望んでいませんから」
前中「あっ・・ちょっと」
ヴォンヴォンヴォーン・・
魂輝は去っていった。
前中「不良って・・・
沢田のやってることって
完全に不良やんかぁ」
まぁ確かに一理あった。
違うのは表に出すのか
出さないのかの違いだ。
暴走族ともつるんでるので
ヤンキーの上側の立場だ。
中学校でちょっと不良を
やってる連中からならば
知らないレベルだった。
そして・・・10分後・・
魂輝「ただいまぁです」
由紀「お帰り~。タマぁ。
ちゃんと送ったー?」
魂輝「送ってきましたよー
僕もお酒飲みたいですぅ」
野田「うっ・・・あかん」
「うわぁ~。ちょっと~」
リビングが突然騒がしい。
なにかに驚いてたようだ。
守「タマぁ。ぞうきんくれ
先生が吐いたぁ(笑)」
魂輝「なにしてるですかぁ
僕のいない間に楽しそうに
したらダメですよぉ~」
司「先生・・・あかんやん
吐いたら・・・うっぷ」
「うわぁ。こっちも~」
またリビングが騒がしい。
守「タマぁ。ぞうきん追加
してくれぇ。司も吐いたぁ
もらいゲロしやがったぁ」
魂輝「なにやってるです~
僕まだ飲んでないですよ?
もう~。大変ですよ~」
魂輝は妙に大変だった。
ゲロの後始末をいつもして
ちゃんと片付けていたから
その頃・・・前中は・・・
前中「楽しかったなぁ・・
沢田ってなんか違うわぁ」
自分の世界に浸っていた。
ピリリリッ・・・ピリリッ
前中の携帯が鳴っていた。
メールが届いていた。
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