第948話 夢見心地

2023年7月12日

第35部-魂輝の平日-

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由紀「タマぁ。9時やで」

魂輝「はーいです~。
前中。もう帰るですよ。
送っていきますから」

前中「えっ?大丈夫やで。
うちは放任やから・・・」

魂輝「ダメです。帰るです
守。ジェイド借りるです」

守「あ~。どうぞ~。鍵は
ポケット入ってるから~。
気をつけて送ったりや~」

魂輝「ありがとです~。
じゃあ送ってきますです」

清人「気をつけてな。
警察おらんと思うけど安全
運転で送ってやれよ~」

魂輝「はーい。下手は
うたないようにしますよ」

前中「あの・・・今日は
ありがとうございました」

由紀「んっ。気をつけて」

魂輝「ほら。行くですよ」

魂輝と前中は外へ出てった
そしてバイクを用意した。

ドゥルン・・・ドッドッド

魂輝「ほら。かぶるです」

前中「わっ・・・」

ヘルメットを前中に渡す。

前中はメットをかぶって
魂輝の後ろに乗り抱きつく

前中「うわぁ・・うわぁ。
沢田めっちゃ近いやんか」

魂輝「じゃあ行くですよ」

初めてバイクを乗った。
魂輝は安全運転をしてた。

前中「うわぁ。気持ちいい
沢田・・・すごいなぁ~」

少しの間浸っていた。
バイクの雰囲気に。

魂輝「ついたですよ~」

前中「えっ・・?もう?」

夢見心地はすぐ終わった。
バイクだったらすぐに着く

魂輝「じゃあ帰るです。
今日の事は忘れるですよ」

前中「えっ?」

魂輝「学校でいちいち
言いふらされても困るです
僕が料理しているとか」

前中「言わないよ。でも
料理はすごいって思ったよ
なんであんなできるの?」

魂輝「食べてくれる人が
いるから頑張れるです。
すごいわけじゃないです」

前中「食べてくれる・・か
すごいなぁ。沢田って・・
バイクも乗ってるなんて」

魂輝「普段は乗らないです
免許持ってないですから」

当たり前の事を言ってたが
説得力は一切なかった・・

前中「ひとつ聞いていい?
沢田って好きな人とかって
・・・いるのかなぁ?」

魂輝「いますよ」

前中「えっ・・・?」

魂輝「守でしょ。司もです
京美も好きですし学校の
みんなも好きですしー」

魂輝はにぶかった。
質問がよくわかってない。

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