第947話 家族ぐるみ

2023年7月11日

第35部-魂輝の平日-

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前中「いつも・・・こんな
感じでやってんの?」

京美「たまーにですけど」

前中「どういう関係なの?
このみんなの関係って」

京美「親同士が知り合いで
家族ぐるみで付き合ってる
って感じなだけですけど」

前中「そうやったんやぁ。
いつ頃からやってんの?」

京美「うーん。去年ぐらい
からしてたかなぁ~」

前中「そんな前から・・」

京美「その前までは親達が
色々料理してくれてたり
してたけど去年ぐらいから
自分達でやるようになって
こんなになってしまって」

前中「そうなんや・・・」

前中は羨ましいと思った。
自分達でやってるのが。

守「タマぁ。そろそろ
こっち来たらどうやぁ?」

魂輝「後でいきますよー。
先生~。だし巻きでーす」

野田「待ってたよ。タマぁ
これが食べたかってんや」

魂輝「ふー。ちょっと休憩
です。僕も食べるですー」

魂輝も席にやってきた。

司「魂輝君は何を飲む?
最初はサワーだっけ~?」

司はお酒類を探す。
魂輝に見せようとした。

魂輝「暑いですからー。
ウーロン茶もらうですー」

司「あれ?飲まないの?」

魂輝「後からでいいです」

守「そうやな。そのほうが
ええやろうからな~」

司「えっ?なんで~?」

京美「はい。ウーロン茶」

魂輝「ありがとですー。
料理どうですか?」

京美「おいしいよ~」

守「タマの料理は丁寧で
込んでるからなー」

魂輝「よかったですー」

守「そんでやぁ。ずっと
気になってたんやけど
彼女はタマのなんや?」

前中「えっと・・・」

魂輝が前中を見る。

魂輝「同級生ですよ。
同じクラスなだけです」

司「もしかして彼女?」

司は直球で聞いていた。
酔ってるから核心が早い

魂輝「違うです。前中は
ヤンキーといつも一緒に
溜ってるんですから」

守「ヤンキーかぁ~。
なつかしいな。谷川とか
昔おったもんな~」

司「四天王おったね~。
まさか受験勉強させる
とは思ってなかったよ」

司と守はもう酔っていた
言いたい事ばかり言う。

そして・・1時間後・・

守「美味いな。これ。
灘の生一本っての」

司「はぁ。日本酒って
もっと辛い思ってたぁ」

野田「一気に飲むなよ~
悪酔いしてまうからな」

司と守は酒に夢中で
幸せそうに飲んでいた。

京美「あたしも飲みたい
甘いのがいいねんけど」

守「まだやめときって。
中3までは我慢しとき」

司「そうやで~。お酒は
中3からやねんから~」

明らかに間違っています。
※お酒は20歳になってから

それから・・・1時間後
午後9時になっていた。

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