不良「あー。暇やなぁ。
なんかおもろいこととか
あらへんかなー?」
桐山「なんもないやろ」
不良「前中どこいった?
なんでおらへんねんや」
桐山「おっ。おるやんけ
こっち歩いてきてるし。
なんか暗い感じやけど」
不良「おーい。前中ぁ。
こっちや。こっち~」
前中「あぁ。あんたら」
前中も話に入っていく。
ヤンキー軍団でだべってた
不良「元気ないやんけ?
なんかあったんか?」
前中「別に・・・なんも」
不良「なんかあったやろ?
めっちゃおかしいやんけ」
前中「気にせんとってや。
ほんまなんもないから~」
不良「先生に怒られてんか
俺が仕返ししたるけど?」
前中「そんなんちゃうし。
えーから気にせんとって」
桐山「俺ら仲間なんやから
困ったら相談しろよな?」
前中「うん。ありがとう」
ヤンキー達は俺達は特別な
感じで溜って話をしてた。
一般の人達は避けて通る。
害を受けないように歩く。
魂輝「ふんふんふふーん。
今日は何作るですかねー」
機嫌よく魂輝が歩いてた。
向かいの通りを歩いていて
スーパーへ向かっていた。
不良達は魂輝に気づいた。
不良「げっ・・・沢田やん
あいつなにしてんねんや」
桐山「さぁ?わからへん。
沢田には関わらんかったら
なんもないからえーやん」
不良「あいつ強いらしいが
ほんまに強いんかぁ?」
桐山「森さんが言ってた。
しゃれにならへんってよ」
不良「それは兄貴の方やろ
兄貴が強いのは知ってる」
桐山「その兄貴が俺よりも
弟の方が強い言ってたわ」
不良「そんな強そうには
見えへんねんけどなぁ」
桐山「ようわからへんけど
俺はもめる気はないから」
不良「びびってんのか?」
桐山「あぁ。びびってる。
沢田とは喧嘩したくない」
全員シーンとしていた。
桐山が真顔で言ったから。
前中「悪い。あたし帰るわ
ちょっと用事思い出した」
不良「あん?なんでや?」
前中「なんでもええやん」
前中は帰っていった。
不良「あいつたまーに
急いで帰ったりするよな」
桐山「しゃあないやんけ。
前中は沢田の事が好きで
好きでしゃあないねんや」
不良「あ?マジかいやぁ」
桐山「見てたらわかるやろ
あいつ沢田の前でめっちゃ
顔赤くなってるんやから」
不良「桐山ぁ。俺が前中の
事好きなん知ってるやろ」
桐山「あぁ。知ってるわ。
まぁ頑張ってくれや」
不良「沢田ぁ。しばいたる
なめとったらしばくから」
魂輝にとばっちりがきてた
思春期のヤンキーの恋愛は
唯我独尊的な感じだった。
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