放課後 太極拳部
魂輝「おはようでーす」
男「あー。沢田先輩~。
おはようございまーす」
男「今日は何をします?」
魂輝「そーですね~」
女「おはようございまーす
あー。魂輝おるやんかぁ」
魂輝「僕太極拳部ですよ」
女「その割には全然
来ないやんかぁ~」
魂輝「道場がありますし
色々よく誘われるですよ」
女「ええなぁ。魂輝は~。
他の学校の友達多くて~」
魂輝「そうですかぁ?」
女「なんか楽しそうやもん
この前駅前で見かけたし。
ちょっと嫉妬するぐらい」
魂輝「楽しくないですよー
では僕は今日も帰るです」
女「えーー。なんでぇ?」
魂輝「家事があるですから
今日は気合入れる日です」
女「絶対楽しそうやわぁ。
それって沢田先輩もいる
んやないの?」
魂輝の同級生からすると
守と司は先輩にあたる。
あまり来なかった先輩だが
目立ってたので知ってた。
魂輝「いるですよ。司も
来ますし京美もいます」
女「宮根部長もおるん?
京美って妹やんねぇ?
絶対宴会なってるやんかぁ
あたしも今度いきたーい」
女「あたしもー」
男「俺も行きたいです」
魂輝「わわっ。ちょっと」
部室の中はうるさかった。
太極拳の話は一切してない
魂輝「じゃあ僕は帰るです
今度来ていいかどうかは
ダディとマミィに聞きます
それじゃあバイバイです」
ガラッ・・・
前中「わっ・・・」
魂輝「っと。危ないです」
前中「あっ・・・そのっ」
魂輝「どうしたですか?」
ダッ・・・
前中はその場から去った。
男「どうしましたぁ?」
男「さっきのって・・・
不良グループの人やんか」
魂輝「なんなんですか?」
女「さぁ?わからへんよ。
こっちが聞きたいぐらい」
魂輝「こっちの方向に何か
予定あったんでしょうね。
ではまた明日でーす」
魂輝は帰って行った。
男「こっちの方向って・・
行き止まりやってんけど」
女「もしかして太極拳部に
入りたかってるんかな?」
男「えー。不良がですか?
めっちゃ嫌なんですけど」
女「考えすぎかなー。さっ
あたしも今日は帰るわぁ」
みんなすぐに帰っていく。
ほぼ帰宅部になっていた。
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