第938話 学校授業

2023年7月1日

第35部-魂輝の平日-

t f B! P L
担任「どこいくの?」

桐山「むかつくからやぁ
ちょっと出てくるわぁ」

前中「あたしも」

担任「待ちなさい。
ちょっと。2人とも」

担任は悩んでいた。
この2人に悩まされてた

魂輝「せんせー。
ほっておけばいいです」

魂輝はほっておいた。
魂輝に害はなかったから。

生徒「そうや。ほっとけ
あいつらにいちいち
かまわんでええやんけ」

担任「そうはいかないの
あの子らはあたしの生徒
なんやから」

魂輝「僕達も生徒ですよ?
僕達には構わないです?」

担任「そういう訳じゃない
でもほっとかれへんの」

魂輝「よくわかんないです
教育者の指導法ってのは」

不良達を特別扱いする学校
の先生が魂輝にはいまいち
わからなかった。

そして授業が始まった。

国語の授業

先生「じゃあ次のところを
沢田君。読んでくれる?」

魂輝「はいです。えっと~
レ点で上にあがるから~」

魂輝は漢文が苦手だった。
よくわかっていなかった。

生徒「先生。タマは漢字が
あかんからやめたりーや」

先生「えーなんでなんやろ
テストの時はええのに~」

魂輝「訳文で覚えてるので
テストはできるんですよ」

記憶術で繋げて覚えてれば
かなり早く覚えられる。

勉強時間も少なかった。

家庭科の授業
裁縫の時間だった。

魂輝「ほいですっ」

女子「お~。すごーい」

先生「沢田君は上手やねぇ
やってる人みたいやんか」

魂輝「僕ずっとやってます
裁縫も料理もしてますよ」

女子「すごーい」

体育の授業
バスケットの時間・・・

魂輝「パスでーす」

生徒「タマぁ。任せた」

魂輝「だああああっ」

ビュッ・・・ドオオン。

魂輝「あれ?」

ボールをゴールのボードに
思いっきり投げつけてた。

生徒「バスケットボール
を思いっきり投げるなぁ
めっちゃ怖いやんけぇ」

魂輝「ごめんです~」

ルールをよくわからずに
球技をする事が多かった

そしてそんな自由な魂輝を
好きになる女子も多かった

それに・・・影からじっと
見ている女子もいた。

前中「沢田。すごいな」

不良の前中だった。
彼女はずっと魂輝のことが
気になっていた。

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