第934話 学べない事

2023年6月14日

第34部-後のけじめ-

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魂輝「なるほどです~。
そういう反応ですかぁ。

ありがとうございます。
壊し方もわかりました」

魂輝君は壊した相手に
感謝をして一礼した。

守「モスラ。次行くぞ。
壊せる相手は他もおる」

魂輝「はーいです~。
僕はミスラですからね」

兵隊「おい。お前ら・・
なんで・・・俺らを?」

司「ごめん。急ぐから」

僕達はすぐに移動した。
助けたとか思われたくは
なかったから・・・

??「うわああああっ」

??「ひぎゃああああっ」

魂輝「うるさいですね~
もっと静かにするです」

司「ははっ・・・静かに
できへんのが普通やわ」

魂輝君はえぐかった。

善悪が無いので暴れたら
理由なく暴れるだけだ。

実験という名の暴力は
深夜に悲鳴を響かせてた

こうして数日の間は
伊川谷を周り巡回してた

そして天野達が回復を
したと聞き僕達は黙って
役目を終える事ができた

天野「そうか・・・
そんな事があったんか」

兵隊「はい・・・
なんで俺達に喧嘩売った
あいつらがそんなことを
したんでしょうか?」

丁治「俺達に喧嘩を
売ったってことじゃあ
なかったんやろうな」

天野「そうやなぁ。
完敗やな。今回は」

丁治「はははっ。そやな
認めるしかないやろな」

天野「7代目の教え子や
認めてええ相手やねん」

丁治「7代目って・・?
まさかあの伝説のか?」

天野「羅針の7代目や」

丁治「マジかいやぁ。
そうやったんかいなぁ。
それでかぁ。あの強さ」

兵隊「なんなんですか?
羅針の7代目ってのは」

丁治「俺らの大先輩や。
ルシファーとルシエドが
できる前の話でな」

天野「その大先輩がな。
あいつらの先生やねん。

つまり俺達の大先輩が
あいつらの指導者や」

兵隊「どういう事?」

天野「まぁ。ええわ。
別に知らなくてもええ。
さってと。それよりも
今日は流したい気分や」

丁治「今日は集会日とは
違うけど?」

天野「1人で流しとく」

丁治「俺もついてくわ」

兵隊「俺達も行きます」

天野「好きにしろや。
そんじゃあでっかな」

兵隊「うっしゃああ」

こうしてルシファーと
僕達の抗争は終わった。

この喧嘩を通じて僕は
色々な事を体感できた。

いいことも悪いことも
一度に経験をした。

そして初めてけじめを
とる難しさを知った。

学校では学べない事だ
だから人にも言えない

言ったとしても褒める
ような事じゃないから

だから誰にも言わない
僕と守君は言わなかった

そして・・数日が過ぎ
学校生活をこなしてた

体育祭を適当に過ごし
文化祭が控えていた。

第34部-後のけじめ- 完

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