第928話 爆弾投下

2023年6月8日

第34部-後のけじめ-

t f B! P L
守「倒してしまって・・
暴動起きへんかなぁ?」

野田「まぁ。起きるやろ
今まで黙っとった他の族
の連中がたった2人に
やられてる族にびびって
なんかおられんからな」

守「そこやねんなぁ・・
どうしたらええんやろ」

司「うーん・・・」

野田「簡単やないけ」

守・司「えっ?」

野田「爆弾投下すんねん
制御が難しい爆弾を」

守「爆弾投下って?」

司「時限爆弾的な?」

野田「違う。違う。
タマを連れていくねん。

タマを好き勝手にさせて
適当にヤンキー人体実験
させとったらええねん」

司「うわぁ。恐ろしい」

なんちゅう事を言うのか
さすが元ヤンと思った。

守「やりすぎへんかな?
そこが心配なりますが」

野田「だから爆弾やねん
やりすぎへんようにやな
2人で制御したるねん」

司「・・・できるかな」

野田「とにかくやるねん。
それぐらいやらなあかん」

守「きっついな~。タマは
加減が下手くそやから」

野田「タマはだんだんと
知らない間に殺傷能力が
高くなってきてんねんなぁ

打撃で殺せるようになって
んのは気づいてんかなぁ?

もう小架やめさせろや。
小架ばっかやってるやろ」

守「八極拳は小架やなぁ。
タマが小架をやってんのは
ダディに言われたはずや」

野田「小架ばっかやってる
から基本勁えぐいねんや」

守「ダディに言ってくれ。
俺が言ったんやないし」

野田「俺が魔人さんに
言えるわけないやんけ。
また殺されそうになるわ」

守「でもタマは小架以外に
もちゃんとやってるで」

野田「それ余計あかんわ。
才能に努力足しすぎやし」

太極拳は陳式と楊式中心で
空手は平安2段と3段中心

守「そういえばこの前・・
夜公園で左ハイキックの
一手を真剣にやってたわ」

野田「あぁ。それは覚えて
おいたほうがええねんや。
たぶん俺が言ったやつや」

守「何を言ったの?」

野田「成島 竜の左ハイ。
極真空手やねんけどなー」

司「極真って・・・たしか
嫌ってたんじゃないの?」

野田「うん。嫌いやで」

司「じゃあなんで?」

野田「嫌いやから盗まない
ってわけじゃあないねん。

嫌いでも使える技は盗んで
勝手に使ったらええねん。

他にもコピー技はあんねん
前田 日明のハイキックに
マイクタイソンのフック」

使える技はコピーする。
見せてくれたのなら盗む。

一芸として盗むだけだった

普通だったらしなそうな
ことを普通にやっていた。

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