守「今が全てってのも
俺はいいと思うけど」
司「なんで?」
守「熱があるから。
年とってったらやぁ。
俺らもどーせなりたく
ない大人になるやん」
司「燃え尽きたいって
いうこと言ってる?」
守「燃え尽きてもいい
ぐらいの事があったら
それでもええと思う」
司「うーん・・・」
僕は・・・やっぱり
燃え尽きたくなかった
人生はまだまだ長いし
10代で燃え尽きるの
はもったいないと思う
守君の言っている事が
理解できなかった・・
野田「司の言ってる事
も守の言ってる事もな
どっちも現役の答えや
守を間違ってるって
言う人もおれば司が
間違ってるって言う人
もいっぱいおるはずや
ただな・・・つまらん
お前ら2人の考え方は
つまらなすぎるねん」
司「つまらんって?」
野田「枠に収まってる
それがつまらんねん」
守「枠に収まってたら
あかんってこと?」
野田「あかんことない
ただつまらんだけや。
どうでもええねんな。
燃え尽きるとかって。
それに燃え尽きてたら
限界超えられへんし」
司「限界を超える?」
野田「あぁ。そうや。
それが10代の特権や。
体はもう動けない。
頭も動く事を否定して
倒れることを選択する。
だけど・・・立つねん。
自分も知らんかった自分
を発見せなつまらへん」
司「あっ・・・それは僕
最近あったよ。丁治さん
とタイマン張った時に」
守「俺も・・・ある。
小6の最後の時に・・」
司「小6なの?」
野田「あれ?あったの?
限界超えるっていうのは
超越したってことやで」
司「うん。あったよ。
言葉じゃなかったしね」
野田「超えてたんかいや
じゃあ今度は個人やなく
集団で超えるねんや」
司「集団で超えるって
そんなんできるん?」
野田「あぁ。それが
できた時否定された瀬戸
も認めてくれるやろな」
守「瀬戸さんかぁ・・・
あの人すごいからなぁ」
瀬戸さんの名前が出ると
僕達は背けれなかった。
瀬戸さんだけが・・・
僕達に期待してくれてた
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