??「ただいまぁ~」
玄関の方から声がした。
女の子の声だった。
野田「おう。お帰り~」
??「あっパパ。おったん
お客さんもう来てるん」
野田「うん。来てるで。
こっち来て挨拶しとけ」
??「はーい」
ランドセルを背負った
女の子がこっちへ来た。
??「野田 麻衣ですっ。
いつもパパがお世話に
なっています~」
司「宮根 司です~。
いつも先生にはお世話に
なっています~」
守「沢田 守です。
今日はお邪魔してます」
麻衣「ゆっくりしてって
下さい。お茶入れます」
野田「ランドセル置いて
からでええからなぁ~」
麻衣「はーい」
司「先生の娘?」
野田「うん。今9歳や」
守「1人娘?」
野田「いや。もう1人おる
もうすぐ帰ってくるかな」
??「ただいまぁ~」
野田「ほら。帰ってきた。
お帰り~。そんでいって
らっしゃーい」
??「パパぁ。おるん?
あんなぁ。今日なぁ~」
ランドセルを背負った
男の子がやってきた。
野田「お帰り。藍治」
藍治「うん・・・」
野田「何照れてんねん。
ごめんな。こいつ人見知り
してしまうねんや」
司「いや。いいですけど。
ごめんね。アイジ君。
今日はお邪魔しています」
守「宮根 司と沢田 守。
ごめんね。お邪魔して」
藍治「うん。いいよ」
野田「なにがええねんな。
ごめんな。こいつなんでも
うん。いいよ。言うねん。
ほら自己紹介しとけって」
藍治「野田 藍治。8歳。
将来はモテたいです」
司「モテたいの・・・?
8歳でもう?」
野田「同じ小学校にな。
頭が良くてサッカーしてて
女子からモテてるんやと。
そうなりたいねんって」
守「すごいなぁ。最近の
小学生ってのはぁ」
野田「守が言うか?」
司「守君が言ったら他の
高校生はどうなんの?」
麻衣「藍治~。なにしとん
着替えて早くいかへんと」
野田「ねえねの言う事
聞いて早く言ってこい」
藍治「はーい。またね」
藍治君は僕達に手を振って
自分の部屋に戻っていった
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