第914話 アムリタ教典

2023年5月24日

第34部-後のけじめ-

t f B! P L
圭吾「礼二。お前らはなぁ
身内で喧嘩しとっただけや

俺らにも7代目が残した事
をずっと受け継いできてる

そんでこいつらも7代目が
教えてきているねん。

根っこの部分は一緒やねん

礼二は負けてもええ相手に
負けてしまっただけや」

司「天野さんの言ってた事
僕達すごくわかりました」

守「アムリタ教典・・・」

圭吾「なんやねん?その
アムリタ教典ってのは?」

守「あっ・・・別に」

アムリタ教典にあることを
先生は教えていただけだ。

みんなが知らないのでここ
で言う事はできなかった。

天野「でも負けは負けや。
俺の代は・・・終わりや」

圭吾「面倒なやっちゃな」

守君が天野に近づいた。

守「あのさ・・いいかな。
あんたが負けを認めるのは
ええねんけど俺が勝った事
にすんのはやめてくれや」

そこにいる全員が驚いた。
何を言ってるかわかんない

守「こんなん喧嘩ちゃう。
いきなりトップとタイマン
なんて普通できへんやんか

俺らが下のやつらから
倒して辿りついて総長と
タイマン張ったんやったら
俺は勝ったって言えるけど

最初から甘えてきてんのに
勝ったとかは言えへんで」

丁治「おい・・・お前」

司「当人同士の問題やろ?
丁治さんは入れない話や。
もちろん僕もやけどね」

守「そういうことや。
そんじゃあ俺らは帰るわ」

天野「待て」

天野が僕達を呼び止めた。

天野「なんといおうが・・
お前らの勝ちやからな」

守「へっ・・・そうですか
じゃあ俺からも一言だけ。

俺は勝ったと思ってない。
せやからなんも言わない」

天野「そうか・・わかった
7代目に・・よろしくな」

守「あぁ・・・わかった」

守君は僕の肩を掴みながら
フラフラしながら歩いてた

やはりダメージは残ってる
かなり痛みを負っていた。

ドゥルン・・・ドッドッド

司「じゃあ帰るよ」

守「安全運転してくれよ」

司「わかってるよ」

僕がジェイドを運転する。

教習所以来のミッションで
感覚がよくわからなかった

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