司「えぐっ・・・ぐすっ」
守「・・・っ」
天野の話を聞いていて・・
同情する気はなかったけど
なぜか泣いてしまった。
天野「そういう俺が総長を
やってたら・・・お前らが
嫌な思いすると思ってな」
後輩「総長は・・6代目の
総長は天野総長以外には
考えられませんっ!!」
後輩「そうです。俺らは
天野総長やからここまで
ついてきたんです」
天野「お前ら・・・」
圭吾「よかったやんけ。
礼二の3年間はちゃんと
正解になってたやんか」
天野「圭吾・・・」
圭吾「丁治。後は任せる。
礼二を介抱してやれや」
丁治「はい」
そして圭吾は僕達を呼ぶ。
圭吾「お前らはやるなぁ。
どうや?7代目やるか?」
司・守「えっ?」
圭吾「俺らもうすぐ卒業や
次の7代目決めなあかん。
候補は何人かおるけども
お前らよりは落ちるねん」
守「せっかくですけど・・
お断りさせてもらいます」
司「・・・僕も」
圭吾「なんでや?」
守「俺は・・・冠位明稜帝
なんで。あの場所が俺の
大事な場所ですから」
司「それにルシエドでは
ないものがルシエドの総長
になっても守れませんよ。
簡単に手に入ってたら
大事にできませんから」
圭吾「そうか。残念や。
でもお前らの言う通りや」
天野「お前ら・・なんて?
今なんて言ったんや?」
守「断っただけですけど」
天野「いやそことは違う。
冠位明稜帝つったか?」
司「はい。そうですけど。
僕ら3人道場生ですが」
圭吾「知らんかったんか?
礼二。こいつらのこと」
天野「知るかいや。じゃあ
7代目の生徒達か・・?」
圭吾「あぁ。そうや。
野田さんが教えてるとこや
しかも直々に色々とな」
天野「そうやったんか」
司「先生いつも寝てますよ
ほとんど遊んでばっかで」
守「マジメにやってるとこ
は見せてくれへん人やし」
僕達の知っている先生は
どーでもいいところでは
どーでもいい人だったから
あまりいい事が言えない。
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