第906話 勝手な行動

2023年5月16日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
それから数ヶ月が過ぎて
俺の考えに賛同する者が
増え組織も作れてきていた

秀「天野。どうしたよ?」

天野「いや。ちょっとな」

丁治「考え事してんのか」

天野「まぁ・・・少しな」

秀「なんやねん。言えや」

天野「いや・・・言ったら
止められるから言わへん。
秀。丁治。俺にほんの少し
勝手な行動とらせてくれ」

秀「だからなんやねんな」

天野「明日・・集会やんか
俺は明日休ませてくれや。
俺が一日おらんくても秀と
丁治がおったら・・・
まぁ大丈夫やろ?」」

丁治「一日ぐらいやったら
まぁ・・・大丈夫やけど」

天野「じゃあ頼んだ。悪い
俺今日はもう帰るわ」

丁治「あぁ。気をつけてな
なんかあったら連絡しろ」

天野「あぁ。わかった」

俺は一人その場を去った。
俺がやらないといけない事

それは・・・圭吾のことだ

本来俺が圭吾に喧嘩を売る
ことはしてはいけない。

八巻総長が引退する時に
教えてもらったことがある

ルシエドとルシファーは
兄弟族でありどちらかが光
ならどちらかが影になる。

外敵やなにかあった時には
相手の総長を頼って応援に
来てもらっていいがそれは
お互いがお互いを認めた時

俺は・・・総長に就任して
からまだ一度も圭吾とは
会ったことがなかった。

俺からは会いに行かないし
向こうからも来なかった。

あの時は・・見てただけだ

でも今は・・・違う。

俺は6代目ルシファー総長
圭吾は6代目ルシエド総長

同じ立場の人間として・・
そしてあの時と今は違う。

今なら組織力もできている
俺は場数を踏み越えていた
そして喧嘩も強くなった。

あの頃の・・・圭吾よりも
今の俺の方が強いと思えた

俺が・・圭吾を倒さないと
ルシエドと肩を並べれない

そう・・・思っていたから

そして・・・翌日の土曜日
俺は一人で行動していた。

夜にルシエドの集会所に
単身1人で乗り込んだ。

天野「おい。お前」

??「あ?なんスか?」

俺が声をかけたやつは
なぜか怪我をしていた。

天野「泉 圭吾呼んでや」

??「総長?うちの総長に
なんか用あるんスか?」

天野「あぁ。あるねん。
ええから呼んでくれや」

??「あんたルシファー?
そのライダースって」

さすがに知っていた。
ライダースを見て俺が
ルシファーって気づいた

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ