第898話 次期総長

2023年5月8日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
秀が金髪の髪を掴む。

秀「ルシエドってのは
そんなに怖いんかいや」

金髪「・・・あぁ。怖い」

秀「そのルシエドで有名な
やつはなんてやつなんや」

金髪「いっぱいおる・・・
でも・・・泉が有名や。
泉が次期総長って噂や」

天野「次期総長?」

秀「そいつや。間違いない
そいつが圭吾ってやつや」

丁治「よし。俺がやるか」

秀「アホ。俺の獲物やろ」

金髪「お前ら・・・泉に
喧嘩売る気なんかいや」

秀「当たり前やろーが」

丁治「そんで泉ってのは
どこらへんにおるんや?」

金髪「もうすぐ・・・来る
いつものメンバーで・・」

秀「あん?いつもの?」

その時だった・・・
道路を集団で走り抜けた。

その中に・・・いた。
秀の探している圭吾が。

楽しそうにしていた。

俺達に気付く事もなく
通り過ぎていっていた。

秀はそれを見た瞬間・・
すぐに走って追いかけた

丁治も追いかけていった

天野「待ってくれよ~」

俺だけが出遅れていた。

そして・・・追いつく。
バイクは近くで止まって
秀と丁治が話をしていた

秀「お前や。お前。
タイマン張らんかいや」

圭吾「あん?俺かいや。
俺がなんかしたっけか?
喧嘩売られるような事は
した覚えがないけどな」

秀「うっさいわ。ボケ。
ええからさっさとタイマン
張らんかいや。それとも
俺にびびってんのかいや」

圭吾「びびる訳ないやろ。
理由のない喧嘩はなぁ。
もうしたくないねんなぁ」

秀「てめぇ。コラぁ」

秀が圭吾に殴りかかった。
圭吾は秀の拳を掴んだ。

圭吾「危ないやつやなぁ。
しゃあない。やったるか」

秀「それでええねんやぁ」

圭吾と秀が前に出た。
タイマンの雰囲気になった

圭吾「ほら。来いや」

秀「あ?殺すぞ。ボケが」

圭吾「ええから来いや。
お前から喧嘩売ってきた
んやなかったっけな?」

圭吾は秀を煽っていた。
完全に秀をなめていた。

秀は・・・強い。
なめれるわけなかった。

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