丁治「喧嘩売る気やろ?」
秀「どうしよっかなぁ~」
天野「やりたいの?」
秀「まぁ。強いんやったら
タイマン張りたいけどな」
天野「秀は喧嘩好きやしね
まぁ無茶はしないでよ」
秀「無茶はせなあかんやろ
そうせな輝かれへんしな」
こうして夜もふけていった
そして・・・平日の学校。
俺は廊下を歩いていた。
天野「ん?」
舎弟「んでよぉ~。あっ」
俺をいじめてた舎弟と廊下
ですれちがったりもする。
俺はまっすぐ歩くと舎弟達
は目を背けて道を開けてた
俺がルシファーだから・・
それに喧嘩の強い秀と丁治
がいつも近くにいたから。
俺が怖いんじゃなくて
俺の周りを怖がっていた。
秀「おーい。天野~」
天野「ん?どうしたん?」
秀「今日学校終わったらや
ちょっとつきあってくれ。
丁治も呼んでんねんや」
天野「うん。いいけど。
なにすんの?」
秀「ちょっと偵察にな」
天野「偵察?なんの?」
秀「前の集会の時のやつ
の情報をつかんでんや。
今日は下見に行くねん」
天野「えっ?そうなん?
下見って・・・」
秀は圭吾にそそられてた
圭吾を標的にしていた。
そして・・・放課後・・
電車に乗って移動した。
俺と秀と丁治は歩いてた
丁治「おい・・・秀」
秀「なんやねん」
丁治「つけられてるぞ。
どうする気やねんな?」
天野「なんかすんの?」
丁治「にぶいな。天野。
軽く後ろ振り向けや」
俺は軽く後ろを見た。
暇そうにしていた金髪
ヤンキー達がついてきた
天野「なんなの?あれ」
秀「カツアゲしようと
してるんちゃうかな?」
丁治「人気のない所に
入ったら来るやろしな」
天野「喧嘩するって事?
そういう意味かな?」
秀「そうなるやろうな
さっさと覚悟決めとけ」
天野「はぁーあ。またか
もう喧嘩慣れちゃった」
ルシファーに入ってから
というか秀と一緒にいて
喧嘩する事が多くなった
昔はいじめられるだけの
俺だったけどもう感覚が
麻痺してきていた。
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