天野「俺が・・・こんなに
殴ったんですか・・・?」
八巻さんは黙ってうなづく
天野「俺が・・・」
人を殴ると手が痛かった。
その痛みが・・・重かった
天野「すみませんでした」
八巻「なにがや?」
天野「八巻さんの仲間を
殴ってしまいまして・・・
この罪は償います・・・」
俺はその場で正座をした。
幹部との約束だったから。
幹部「あん?終わった?」
幹部が終わった事を知って
俺の元へ近づいてきた。
秀「なんや?罪って?」
丁治「ぐっ・・・」
秀「教えろや。丁治」
丁治「ルシファーの仲間を
やったら制裁されるねんや
どんな理由があろうと」
秀「なんやと?あかんわ」
秀がこっちへ来ようとした
しかし・・・
天野「来ないでっ」
幹部「あれが友達なんか?
やっとできたっていう」
天野「いえ・・・違います
俺の友達っていうのは・・
実はいませんから・・・
俺は・・・ずっと一人です
これからも・・・ずっと」
これで・・・いいんだ。
秀と丁治を友達だって
言ったら迷惑がかかる。
これは俺一人の問題にして
おくほうがよかった・・・
俺は覚悟を決めていた。
幹部「そうか。わかった。
なんか言い残す事あるか」
秀「おい。待てやぁ」
天野「ありません」
幹部「・・・そうか」
秀「待て言うてるやろが」
ゴッ・・・ドサッ・・・
天野「ぶはっ・・・」
幹部はすぐに殴ってきた。
俺は幹部のパンチを受けて
一撃で座り込んでしまった
パンチがとても重かった。
そして他の連中もいきり
たって俺に襲いかかりだす
幹部「待てぇ。来るな」
幹部が一言だけ叫んだ。
その一言で動きが止まった
幹部「ケジメは今とった。
次は・・・こいつの番や」
幹部は須賀に近づいてった
幹部「立て。次はお前や。
お前ルシファーの看板を
背負っといてなんやそれ」
須賀「すんませんでした。
それより・・・仇を・・」
幹部「あ?」
ドゴッ・・・ガッ・・・
幹部は須賀を蹴って殴った
俺の時とは怒りが違ってた
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