第886話 幹部相手

2023年4月26日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
丁治「秀。元気だせや」

秀「うるせぇ・・・」

丁治「幹部相手にやぁ。
負けても誰も責めたりは
せえへんって・・・」

秀「うっさいって言って
るやろうがぁ。黙れや」

丁治「お前・・・マジか
そんなにへこんでんか」

秀がらしくなかったのを
見てダメージの深さを
丁治は見てしまった。

ドッドッドッドッドッ

一台のバイクが横に来た
そして秀に話しかけた。

八巻「よぉ。秀やったか
どうしたんや?」

秀「・・・」

丁治「あぁ・・・ああっ
八巻総長。マジでか?」

八巻「なんや?お前は」

丁治「俺・・・あの・・
以前に・・・見ました」

丁治はパニくっていた。
自分の横にいたのは憧れ
ていた人だったから。

八巻「ボロボロやないけ
喧嘩でもしたんかぁ?」

秀「負けてしまいました
すんません。今は一人に
しといてくれませんか」

丁治「お前・・八巻総長
と知り合いやったんか?
まさか・・・お前がか?
中学生でルシファーの
ライダースを受け取った
中学生っていうのは?」

秀「あ?ライダース?」

八巻「これのことか?」

八巻さんは着ていた自分
のライダースを指差した

秀「それは・・さっきの
やつらが着てたやつや」

丁治「さっきのは幹部や
この人は総長やねんぞ」

八巻「あん?なんや?
もしかしてうちの奴らと
喧嘩してたんかぁ?」

秀「族の総長って・・・
まさかさっきの連中の
総長やったんスか?」

丁治「どういう事やねん
幹部は知らないで総長を
知ってるってのは・・」

秀「俺が聞きたいわぁ。
俺はそのライダースって
のはもらってへんぞ?」

丁治「お前も違うんか。
じゃあやっぱ噂なんか」

八巻「いや。噂やないわ
確かに俺は去年中学生に
ライダースをやったわ」

丁治「・・・えっ?」

八巻「だから噂やない」

丁治「でもライダースを
着ている中学生を誰も
見た事ないですけど?」

八巻「しゃあないやんけ
そいつがライダースを
きーへんねんからや」

丁治「着ない?まさか
そんな奴いませんよ」

丁治の言う事も一理ある

価値を知っていれば誰も
が着るぐらいだったから

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