幹部「天野。今日暇か?
集会来る気なったんか?」
天野「いえ。そんな・・・
俺なんかが集会に・・・」
幹部「ええやん。来いや。
なんの為にそのライダース
を着てるねんや?集会に
来るためやろ?」
天野「いえ・・・その」
勇気をもらう為に着ている
とは・・・言えなかった。
幹部「後ろ乗れや。乗れ」
天野「はい。すいません」
来いと言われて・・行く。
俺は怖くて逆らえなかった
幹部「しっかり捕まれよ~
俺は総長みたいにゆっくり
運転なんてせんからなぁ」
ヴォヴォヴォ・・ヴォーン
天野「すげぇ。かっこいい
一気にスピード上がった」
幹部の人もかっこよかった
だてに幹部張ってなかった
そして・・・集会場につき
幹部の後ろを下を向いて
歩いていた。
幹部の溜まり場にいける人
が他にいなかったから。
特別な扱いされるほどの
待遇が俺には重かった。
幹部「おう。天野やんけ」
天野「こんばんわ」
幹部「まぁ。座れや」
天野「はい。すいません」
俺は座ったが・・・・
幹部「なんで正座やねん」
天野「いや・・・怖くて」
幹部「なんもせんわいや。
ええから足崩したらええ」
天野「じゃあすいません」
足を崩させてもらった。
幹部の度量が大きかった。
幹部「ライダース着たんか
どうや?その効果は」
天野「効果・・ですか?」
幹部「あぁ。それ着てたら
もういじめなくなったやろ
まだいじめるんおるか?」
天野「いじめは・・・はい
終わりましたけど・・・」
幹部「はっはっは。天野。
よかったな。いじめられる
ことがなくなってなぁ~」
天野「・・・あれ~?」
いじめは終わったけど・・
秀のおかげだったのに・・
この時ちょっとずれていた
幹部との温度差があった。
そして・・・話し込んでた
この1年間の間であった事
そして秀と出会ってからの
ことに丁治とつるんでる事
その仲間がやられてしまい
俺は戦力にならないからと
仲間外れにされた事・・・
でも・・・それは俺の事を
心配してくれての事だから
何もしない訳にいかない。
俺の相談を聞いてもらった
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