第879話 間違ってる

2023年4月15日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
須賀「おい。行こうぜ」

須賀は仲間を連れて帰って
いこうとしていた。

秀「おい・・待てや・・・
てめぇ。タイマン張れや」

須賀「タイマン?はははっ
そんなダサい事するかい」

秀「ダサいやとぉ~?
てめぇ。ヤンキーやろが」

仲間「うっさいぞ。お前」

ドカッ・・・
秀は顔を蹴られていた。

秀「ぶっ・・・ハァ・・」

須賀「俺は力があるねん。
腕力よりも強い権力がな。
タイマンなんて張らんでも
仲間がいっぱいおるねんや
お前らとは違うねんぞ」

天野「それは・・・違うよ
絶対に・・・間違ってる」

須賀「あ?なんやお前?」

天野「仲間がおるから・・
タイマンを張らないって事
は絶対に間違ってるねん」

仲間「うっさいわ」

ゴッ・・・

天野「うああっ」

秀「天野っ」

身動きがとれない状態で
殴られるととにかく痛い。

須賀「生意気やなぁ~。
お前ら生意気でむかつくわ
半殺しにしたろうかぁ?」

仲間「おい。もうええやろ
中学生相手にマジなんな」

須賀「あぁ・・悪かった」

須賀と仲間は去っていった
俺達は何もできなかった。

須賀「いや~。助かった。
やっぱりお前らは強いな」

仲間「そりゃあ当然やろ。
看板背負ってるねんから」

須賀達は離れた場所で話し
をしていた。

須賀「あいつらがなぁ。
中坊のくせにうざいねん。
来年なったらルシファーに
入れたろう思ってたのに」

仲間「別にええねんけどや
中学生をあんまバカにして
たらええもんちゃうぞ?」

須賀「なんでなんや?」

仲間「中学生でも1人だけ
ライダースもらってる奴が
おるっていう話やからな」

須賀「おい。違うやろ?
ルシファーは中学卒業して
からやないと無理やろ?」

当時のルシファーは中学生
はライダースを絶対もらえ
ないという規則があった。

仲間「俺も幹部の人達から
聞いた話やねんけどなぁ。
去年もらってるみたいや」

須賀「はぁ?誰からや?」

仲間「総長じきじきらしい
幹部も認めてるねんてよ」

須賀「総長じきじき?
八巻総長が渡したんか?」

仲間「そうらしいねんや。
まぁ見たことないから噂で
しかないねんけどな」

須賀「おいおい。噂やろ。
そんなん聞いた事ないし」

須賀は少し混乱していた。
信じられない話だったから

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