第877話 誘い

2023年4月13日

第33部-強者と弱者-

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須賀「ほう・・丁治が?」

舎弟「ええ。つるんでます
天野と秀ってやつと」

須賀「最近・・よく聞くな
ルシファーでもちょこっと
話題にあがったりしてるわ
そいつらは強いんか?」

舎弟「まぁ・・・はい。
誰も喧嘩売らないですし」

須賀「・・・そうか。
1回丁治と会ってくるわ」

舎弟「会うんですか?」

須賀「1回会わんとな。
よくわからんくなった」

舎弟「俺達はどうすれば
いいんですかね?」

須賀「知らん。自分で
考えろや」

須賀が動き出した・・・
ルシファーの兵隊として

そして・・・

天野「じゃあバイバーイ」

秀「じゃあな。丁治」

丁治「おう。また明日な」

別々で帰っていたある日。

須賀「よう。丁治」

丁治「・・・須賀さん」

須賀「久しぶりやな。
ちょっと話ししようや」

丁治「・・・はい」

須賀「最近・・・なんか
2人とつるんでんのか」

丁治「はい。そうです」

須賀「秀ってやつか?
丁治に勝ったって聞いた
んやけどほんまなんか」

丁治「ほんまですけど」

須賀「かーっ。マジかぁ
お前が負けるとはなぁ」

丁治「じゃあこれで」

須賀「まぁ・・待てや。
丁治。俺はお前のことは
ずっとかってるねんや」

丁治「・・・」

須賀「昔みたいになぁ。
俺とつるまへんかぁ?
丁治やったらルシファー
に紹介してええねんぞ」

丁治「せっかくですが。
お断りしますわ」

須賀「・・・えっ?」

丁治「須賀さん・・・
俺を売ったでしょ?
全部知ってるんですよ」

この前舎弟達ともめた時
に言ってたのを聞いてた

丁治「俺はもうルシファー
に興味ないからいいです。
ルシファーに入りません」

須賀「おい。丁治。それが
どういう意味かわかって
言ってるんやろうなぁ?」

丁治「意味はないでしょ?
ただ俺が入らないってだけ
で意味があるんですか?」

須賀「俺達ルシファーを
なめてるってことやろが」

丁治「なめてませんよ。
じゃあ・・・失礼します」

丁治は先に帰っていった。

須賀「丁治ぃ。俺をなめる
ってことはルシファーを
なめるってことやねんぞ」

須賀は静かに怒っていた。

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