第870話 反乱

2023年3月30日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
不良「でもええんかぁ?」

舎弟「あ?なにがや?」

不良「こいつルシファーの
先輩おるんちゃうんか?」

舎弟「あぁ。ええねんや。
そいつの先輩がもう丁治は
いらん言うてたからなぁ。
こいつもうルシファーには
入られへんやつやからな」

丁治「ぐっ・・・なに?」

丁治はやられながら聞く。
俺達も遠くから聞いていた

舎弟「丁治と秀ってやつを
やったら俺らをルシファー
に紹介してくれるねんや。
須賀さんがそう言ってたわ
次のルシファーは俺らや」

丁治「なに?須賀さんが」

不良「それやったらええわ
お前らルシファーなったら
俺らも紹介してくれよな」

舎弟「あぁ。当然やんけ。
丁治はお前に任せるわ。
俺らで秀をやるからやぁ」

秀「誰をやるってぇ?」

舎弟「あん?秀や。秀」

舎弟が後ろを振り向いた。
そこには秀が立っていた。

ゴッ・・・

思いっきり殴り飛ばした。

天野「あれ?なんで?
いつのまにあっちに?」

横を見るとさっきまでいた
秀がいなくてあっちにいた

知らない間に移動していた

秀「群れななんもできへん
お前らに負けるかい。ボケ
俺をやるって言ってた奴は
今すぐかかってこんかい」

舎弟「ぐっ・・・てめぇ」

舎弟は秀に呑まれていた。
丁治とのタイマンを見てて
その強さは知っている。

不良「どうした?こいつも
一緒にやったらええねん」

舎弟「こいつが・・秀や。
うかつに手を出したらなぁ
俺らも痛い目みんねんや」

不良「俺らがやったるわ。
そいつはどうせ自分が強い
思ってるだけのやつやろ」

他校の連中が秀に近づく。
5人ぐらいが近寄ってきた

天野「わわっ・・・まずい
助けにいかないと・・・」

何もできないけど・・・
見ているだけは嫌だった。

天野「喧嘩はあかんって。
なんとか話しあおうよ」

俺は秀と不良達の間に入り
喧嘩を止めようとしていた

不良「なんや?お前?
邪魔や。どいとかんかい」

天野「ひぃっ・・・怖い」

不良の人達が怖かった。

秀「どいとけや。天野。
お前はさっさと逃げとけ」

天野「そうはできへんよ。
怖いけど見捨てれないし」

でも・・・逃げられない。

怖いことを怖いと思うのは
誰でもあるけどそこから
逃げるのはまた意味が違う

俺は・・・強い相手から
逃げない秀を見て思ってた

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