第869話 立場崩壊

2023年3月29日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
そして翌日の学校・・・

秀「天野~。おっはよう」

天野「おはよう。秀~。
うわ~。痛そうやん」

秀の顔は腫れていてシップ
やばんそうこうだらけだ。

誰が見ても痛そうだった。

秀「ヒリヒリすんねん。
天野もやったろうかぁ?」

天野「いやや。絶対嫌」

2人で一緒に学校へ行く。
学校へ行くのが楽しかった

学校では・・・不良達と
出会うけど秀を避けていた

秀にはからんでこなかった

丁治はと言うと・・・
学校を休んでいた。

ショックだっただろうし
学校には来れてなかった。

最初は気にしてなかった。
明日には来ると思ってたし

しかし・・・
それから1週間が過ぎても
丁治は学校に来なかった。

秀「天野~。どうした?」

天野「秀・・・うん・・・
丁治君どうしたんかなぁ?
って・・・思って・・・」

秀「ほっとけや。いちいち
気にするほどでもないぞ」

天野「でも・・・」

秀「あいつもヤンキーや。
同情されたくないはずや」

天野「・・うん。ごめん」

秀「はぁ・・わからんわぁ
天野いじめとった奴やろ?
なんでお前が気にする?」

天野「・・・わかんない。
でも・・・みんなが離れて
1人になってしまったから
辛いんかなって思って・・
あの辛さは知ってるから」

秀「まぁな~。結局あいつ
も力で抑えつけてたから」

俺達は・・・少し考えてた

天野「帰ろうか。なんか
考えても難しいし・・・」

秀「おう。帰ろうや。俺ら
が考えることでもないし。
あいつ自身の問題やから」

天野「そうやね。秀の言う
とおりやと思うわ」

俺と秀は帰ることにした。
そして帰りの道中に会った

秀「ん?あいつ?」

天野「丁治君?なんで?」

丁治が近隣の中学の連中に
囲まれてリンチに遭ってた

そこには舎弟も・・・いた

丁治「お前らぁ・・・俺に
こんなことしやがってぇ」

舎弟「おいおい。もうお前
の舎弟やってへんねんぞ」

舎弟「ちょっと生意気やな
もっとやったってくれや」

不良「おい。ええんか?」

舎弟「おう。ええねんや。
そいつはもう終わりやし」

バキッ・・・ゴッ・・・

丁治「ぶっ・・・おあっ」

丁治への制裁が始まってた

不良同士の力関係の崩壊は
あまりにも簡単すぎていた

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