第868話 同情

2023年3月28日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
舎弟「丁治さん・・・」

舎弟達は丁治の元へ

丁治「お前ら・・肩貸せ」

しかし誰も肩を貸さない。

舎弟「負けたら・・・
あかんのちゃいますか?」

舎弟「あんな転校生相手に
負けてどうするんスか?」

舎弟「もうルシファーには
入れないんちゃいます?」

丁治「あ?なんやとコラぁ
今のは聞かんかったことに
しといたるわ。ええから。
はやく肩を貸さんかいや」

舎弟「あーあ。しらけた。
下につく理由なくなった」

丁治「なにっ?」

舎弟「これからどうするか
考えていかへんとなぁ~」

丁治「おいっ。お前ら」

舎弟達は去っていった。
丁治の事を心配する事なく

秀「天野・・・あれ」

天野「ん?どしたの?」

秀「あいつ・・・仲間に
嫌われたみたいやな・・・
はははっ・・可哀想に」

天野「丁治君・・・」

俺は・・・同情していた。

秀「どうした?天野?」

天野「・・・なんでもない
行こう。秀くん」

秀「君はいらへんぞ・・・
秀でええねん。秀で・・」

天野「ごめん・・秀・・」

秀「謝らんでええねんや」

天野「ごめん・・・」

秀「だから・・・」

俺達はその場を後にした。
丁治を残したままで・・・

そして・・・すぐに広まる
不良同士の情報は早い。

須賀「マジなんか?」

舎弟「ええ。負けましたよ
タイマン張ってあっけなく
やられてましたけど。須賀
さんは推薦するんですか」

舎弟達は須賀の元へ行って
丁治が負けた事を教えて
気に入られようとしていた

須賀「推薦できへんなぁ。
俺の評価下がってまうしな

もう丁治には用無しやわ。

利用するだけ利用したから
後はポイッと捨てたるか」

須賀は丁治を使って喧嘩し
自分の強さにして実績を
積むようにしてルシファー
に紹介で入っていた。

舎弟「あのー。俺達は
ルシファーに紹介ってして
もらえるんですかね~?」

須賀「あ~?なんやぁ?
ルシファー入りたいんか」

舎弟「はい。やっぱりその
ライダース背負いたいし」

須賀「じゃあ丁治と丁治を
やったやつやってこいや。
そしたら考えてやるから」

舎弟「わかりましたぁ~」

丁治がやられて・・・
周りの者が変わりだした。

そして状況も変わりだす

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