第860話 転校生

2023年3月20日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
??「なぁなぁ。お前の名前
はなんてーの?」

天野「天野・・・です」

??「天野かぁ。俺は秀や」

天野「秀って苗字です?」

秀「いんや。違うけど?
なんで?苗字と思った?」

天野「普通・・・苗字で
言ったりしませんか?」

秀「どーでもええやん。
おっ。あれが学校かぁ?」

天野「そうですけど・・」

秀「よっしゃあ。腕なるわ
てっぺんとったるからな」

天野「あの・・ちょっと」

秀は学校の中へ入ってった

これが・・・俺と秀との
初めての出会いだった・・

教室についていつも通り
1人で席に座っていた。

そして・・ホームルーム。
先生が転校生を紹介する。

天野「あっ・・・」

秀「どうも~。大阪から
転校してきましたぁ~。
秀って呼んでくださ~い

とりあえずの目標はぁ~
3年シメル事ですから」

舎弟「あん?なんやと」

丁治達の舎弟達が席を
立ってメンチきっていた

クラスはみんな黙ってた

天野「うわぁ・・可哀想
もう目をつけられてる」

舎弟が挑発に乗っていた

生意気な転校生はすぐに
目をつけられていた・・

秀「お~。天野おるやん
俺やぁ。俺。よかったな
同じクラスみたいやん」

天野「最悪やぁ・・・」

舎弟「ほう~。天野ぉ~
お前なめてくれてんか」

舎弟の怒りの矛先が俺に
も向いてきていた。

完全にとばっちりだった

そして・・・休み時間。

舎弟「おい。転校生。
ちょっとツラ貸せや」

秀「おう。貸したるわ。
今日でシメたいしなぁ」

舎弟「天野。お前もや」

天野「・・・はい」

秀「ふーん・・・」

校舎の裏につれてかれる
不良が多く溜まっていた

舎弟「おい。転校生。
お前俺らに喧嘩売ってる
らしいやないけ」

秀「ひい・・・ふう・・
みい・・・10人か」

舎弟「おい。聞いてんか
なめんなやぁ。コラぁ」

秀「なめてんのはお前や
喧嘩すんのにいつまでも
にやにやしてんなやぁ」

ドガッ・・・ドスッ・・

喧嘩が突然始まっていた

この時が初めてだった。
殴り合いの喧嘩を見た。

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