第859話 上下関係

2023年3月19日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
2004年・・・春・・・
天野 礼二 中3の4月。

天野「もう中3かぁ・・・
今年でいじめ終わるかな」

俺は何も変わってなかった
ずっといじめられていた。

あのライダースはまだ俺に
着る資格はないしあれから
ルシファーの集会にも出た
ことはなかった。

舎弟「おーい。天野ぉ」

天野「あっ・・・おはよ」

舎弟「おはようちゃうわぁ
お前しばかれたいんかぁ」

天野「・・・ごめんね」

2年「せんぱーい。なに
やってるんですかぁ?」

舎弟「おう。お前らぁ」

不良の後輩がきていた。
不良同士の先輩後輩関係
は上下関係があった。

2年「丁治さんはぁ?
まだ来てないんスかぁ」

舎弟「丁治君は須賀先輩
の呼び出し受けてるねん
今日は学校休みやって」

2年「そうなんスかぁ?
そんでこいつなんスか?
弱そうなやつですけど」

天野「あは・・ごめん」

舎弟「そいつは俺らの
舎弟や。お前らの舎弟に
してもええからなぁ~」

2年「ええんスか?」

舎弟「あぁ。ええで。
なぁ~。天野ぉ」

天野「・・・うん」

舎弟「うんちゃうやろ。
はいちゃうんかいやぁ」

ドスッ・・・
腹に一発殴られる。

天野「・・・はいっ」

舎弟「最初からそうしろ
そいつらの言う事は俺ら
の言う事やねんからな。
黙って聞けよ~。天野」

そして先に行っていた。
俺はやられただけだった

天野「いてて・・・
今年もきつそうやなぁ」

??「おーい。大丈夫か」

天野「えっ・・・誰?」

突然俺の後ろに現れた。
うちの学校の制服だけど
初めて見る顔だった・・

髪は茶金に染めていて
まともそうじゃなかった

??「誰でもええやないけ
つーか朝から痛そうやな
いじめられでもしたか」

天野「すいません・・・
先を急ぎますので・・」

??「おいおい。待てやぁ
俺転校生で今日から学校
やねんけど学校までの道
よくわからへんねんや」

天野「真っ直ぐいけば
左手に見えてきます」

??「そうか。ありがとう
ってちがうがな。一緒に
行こう言うてんねんや」

俺はいじめられている。
だから一緒にいるとこの
人もいじめられてしまう

知り合いと思われたら
大変だと思った・・・

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