2004年・・・春・・・
天野 礼二 中3の4月。
天野「もう中3かぁ・・・
今年でいじめ終わるかな」
俺は何も変わってなかった
ずっといじめられていた。
あのライダースはまだ俺に
着る資格はないしあれから
ルシファーの集会にも出た
ことはなかった。
舎弟「おーい。天野ぉ」
天野「あっ・・・おはよ」
舎弟「おはようちゃうわぁ
お前しばかれたいんかぁ」
天野「・・・ごめんね」
2年「せんぱーい。なに
やってるんですかぁ?」
舎弟「おう。お前らぁ」
不良の後輩がきていた。
不良同士の先輩後輩関係
は上下関係があった。
2年「丁治さんはぁ?
まだ来てないんスかぁ」
舎弟「丁治君は須賀先輩
の呼び出し受けてるねん
今日は学校休みやって」
2年「そうなんスかぁ?
そんでこいつなんスか?
弱そうなやつですけど」
天野「あは・・ごめん」
舎弟「そいつは俺らの
舎弟や。お前らの舎弟に
してもええからなぁ~」
2年「ええんスか?」
舎弟「あぁ。ええで。
なぁ~。天野ぉ」
天野「・・・うん」
舎弟「うんちゃうやろ。
はいちゃうんかいやぁ」
ドスッ・・・
腹に一発殴られる。
天野「・・・はいっ」
舎弟「最初からそうしろ
そいつらの言う事は俺ら
の言う事やねんからな。
黙って聞けよ~。天野」
そして先に行っていた。
俺はやられただけだった
天野「いてて・・・
今年もきつそうやなぁ」
??「おーい。大丈夫か」
天野「えっ・・・誰?」
突然俺の後ろに現れた。
うちの学校の制服だけど
初めて見る顔だった・・
髪は茶金に染めていて
まともそうじゃなかった
??「誰でもええやないけ
つーか朝から痛そうやな
いじめられでもしたか」
天野「すいません・・・
先を急ぎますので・・」
??「おいおい。待てやぁ
俺転校生で今日から学校
やねんけど学校までの道
よくわからへんねんや」
天野「真っ直ぐいけば
左手に見えてきます」
??「そうか。ありがとう
ってちがうがな。一緒に
行こう言うてんねんや」
俺はいじめられている。
だから一緒にいるとこの
人もいじめられてしまう
知り合いと思われたら
大変だと思った・・・
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