天野「そんな・・僕なんか
が仲間になったらダメです
みんなに迷惑かけますよ」
幹部「あん?なんでや?」
天野「僕はいじめられっこ
なんで・・・いじめっこが
なんかしてきます・・・」
幹部「はははっ。じゃあ
そいつら呼んでこいや」
天野「・・・えっ?」
幹部「逆にしばいたるから
俺らが喧嘩買ったるわ」
幹部「お前みたいなんが
おっても何も変わらへん
お前にとって迷惑でもな
俺らにとったらなんでも
ないような事やろうし」
八巻「そういうことや。
俺らをあんまなめんなよ
天野より年上やねんぞ」
天野「はいっ・・・うっ
・・・ぐすっ・・・」
気持ちが・・暖かかった
初めて優しさを知った。
他人からこんなに優しく
されたことがなかった。
幹部「おいおい。泣くな
お前は男やろうが?」
天野「すいません・・」
八巻「まぁまぁ・・・
ええやないか。天野は
今まで1人やったんや」
幹部「そんなんで俺らの
仲間やれるんかぁ?」
天野「頑張りますっ」
八巻「よーし。そんじゃ
ちょっと早いけどやぁ。
このまま集会行くかぁ」
幹部「いつでも出れるぞ
そんじゃあ出るかなぁ」
八巻さんが動き出したの
に合わせて幹部も動く。
天野「・・・えっと」
八巻「着いて来いや。
俺の後ろに乗ればいい」
天野「はいっ」
俺も一緒についていった
そして周りも動き出す。
先輩「なんか騒がしいな
どうしたんやろうなぁ」
須賀「なんかみんな出る
準備していませんか?」
丁治「そんな感じですね
俺らも動きましょうか」
先輩「よっしゃ。行くぞ
俺らも乗り遅れるなよ」
八巻さんが動き出して
幹部も動き出し兵隊達も
一斉に動き出していた。
八巻「どやぁ~?天野~。
先頭は気持ちええやろ~」
天野「はい~。最高です。
風が冷たくて気持ちいい」
八巻「嫌なこととかやぁ。
色々忘れられるやろ~?」
天野「はい。忘れられます
何も考えてないですもん」
バイクに乗っている時は
その瞬間に酔いしれていた
いじめられていることとか
なにも考えられなかった。
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