第848話 本気で相談

2023年3月3日

第33部-強者と弱者-

t f B! P L
そしてまた時が過ぎる。

2003年・・・秋・・・
天野 礼二 中2の11月

須賀「おい~。丁治ぃ。
明日ルシファーの集会に
来れるよう先輩に話して
おいたからいけるぞぉ」

丁治「マジッスかぁ?
やっと行けるんですか」

須賀「おう。ええってよ」

丁治「やったぞぉ~」

舎弟「おめでとう。丁治君
今度は俺も紹介してやぁ」

丁治「おう。任せておけ。
あの革ジャンもらったら
すぐに紹介してやるわぁ。
俺の舎弟ってことでなぁ」

舎弟「そうなったら俺らぁ
かなりハクがつくなぁ~」

舎弟「早くなって下さいよ
頼りにしてますんでね~」

当時の5代目ルシファーは
好き勝手暴れ回ってて今と
全然違う暴力チームだった

強い者だけが入れる場所。

そこに入れるやつらは・・
同じく暴力が強い奴だった

天野「ほれほれ~」

猫「にゃああっ」

天野「あははっ。ごめん。
イジワルしちゃったね~。
はい。コンビーフどうぞ」

猫「にゃあ。にゃあ~」

俺はいつも通り猫と遊んで
時間を潰していた。

ドッドッドッドッド・・・

八巻「ふぅ。久しぶりやな
天野~。元気やったか?」

天野「お久しぶりですね。
八巻さんは元気でした?」

最近八巻さんは来なかった
久しぶりに会った。

八巻「いやぁ。ちょっと
他の族と抗争なっててなぁ
ちょっと怪我しててんや」

天野「笑いながらそんな事
言ってたらダメですよぉ」

2人で座ってまた話をする

八巻「はぁ~。まいったわ
天野ぉ・・・たまには俺の
悩みを聞いてくれるか?」

珍しかった・・・
いつも僕の近況を聞くのに
自分の事を話すのが・・・

天野「聞いとくだけなら。
何も言えませんけど・・」

八巻「最近なぁ・・・俺の
おる族やねんけどなぁ。
作りたかったチームとは
かなりかけはなれてるねん

俺は・・もっとあいつらと
バカやってたいんやけどな

あいつらは拡大しようと
してて・・・他の無抵抗な
族に喧嘩売ってばっかでな
看板で喧嘩してるねんや。

なんでこうなったんかなぁ
人って・・難しいよなぁ。

俺の考えとかって・・・
全然聞いてくれへんねん」

本気で相談してきていた。
中2でいじめられてた俺に

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