そしてまた時が過ぎる。
2003年・・・秋・・・
天野 礼二 中2の11月
須賀「おい~。丁治ぃ。
明日ルシファーの集会に
来れるよう先輩に話して
おいたからいけるぞぉ」
丁治「マジッスかぁ?
やっと行けるんですか」
須賀「おう。ええってよ」
丁治「やったぞぉ~」
舎弟「おめでとう。丁治君
今度は俺も紹介してやぁ」
丁治「おう。任せておけ。
あの革ジャンもらったら
すぐに紹介してやるわぁ。
俺の舎弟ってことでなぁ」
舎弟「そうなったら俺らぁ
かなりハクがつくなぁ~」
舎弟「早くなって下さいよ
頼りにしてますんでね~」
当時の5代目ルシファーは
好き勝手暴れ回ってて今と
全然違う暴力チームだった
強い者だけが入れる場所。
そこに入れるやつらは・・
同じく暴力が強い奴だった
天野「ほれほれ~」
猫「にゃああっ」
天野「あははっ。ごめん。
イジワルしちゃったね~。
はい。コンビーフどうぞ」
猫「にゃあ。にゃあ~」
俺はいつも通り猫と遊んで
時間を潰していた。
ドッドッドッドッド・・・
八巻「ふぅ。久しぶりやな
天野~。元気やったか?」
天野「お久しぶりですね。
八巻さんは元気でした?」
最近八巻さんは来なかった
久しぶりに会った。
八巻「いやぁ。ちょっと
他の族と抗争なっててなぁ
ちょっと怪我しててんや」
天野「笑いながらそんな事
言ってたらダメですよぉ」
2人で座ってまた話をする
八巻「はぁ~。まいったわ
天野ぉ・・・たまには俺の
悩みを聞いてくれるか?」
珍しかった・・・
いつも僕の近況を聞くのに
自分の事を話すのが・・・
天野「聞いとくだけなら。
何も言えませんけど・・」
八巻「最近なぁ・・・俺の
おる族やねんけどなぁ。
作りたかったチームとは
かなりかけはなれてるねん
俺は・・もっとあいつらと
バカやってたいんやけどな
あいつらは拡大しようと
してて・・・他の無抵抗な
族に喧嘩売ってばっかでな
看板で喧嘩してるねんや。
なんでこうなったんかなぁ
人って・・難しいよなぁ。
俺の考えとかって・・・
全然聞いてくれへんねん」
本気で相談してきていた。
中2でいじめられてた俺に
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