ルシファーの兵隊を集めて
天野はゆっくり話し出す。
丁治「今から・・・総長が
お前らに話すことがある。
黙って・・・聞いてくれ」
兵隊「聞きたくないです。
いい話じゃなさそうやし」
兵隊「・・・俺も」
丁治「おい・・・お前ら」
兵隊「総長が引退するとか
そういう話とかは嫌です。
俺・・・6代目ルシファー
が大好きなんですから」
天野が話をする前に・・・
数人が聞くのを否定してた
丁治が仲間を静めている間
に2人は話をしていた。
圭吾「愛されてんな。最初
はあんな否定されてたのに
やっぱ八巻総長すごいな」
天野「俺も驚いてるわ。
こいつらは俺のわがままに
付き合ってると思ってた」
圭吾「わがままだけで人が
こんなに増えるかいや。
正義みたいな暴走族おって
もよかったって事やろな」
天野「まぁ・・・これで
決心ついた。どう思われる
かわからへんけどな・・」
丁治「総長がこれから話を
することは引退やないねん
せやからちゃんと聞けや」
丁治が兵隊を黙らせた。
そして・・・場を作った。
天野「みんな聞いてくれ。
俺は・・・今までみんなに
黙っとった事があるねん。
俺は2年前に総長になった
その時・・・俺はなんで俺
が総長に選ばれたんか・・
わからへんかった・・・
俺が6代目ルシファーの
総長になって5代目は全員
離れていってな・・・
残ってくれたんは・・・
丁治と秀だけやった。
たった3人だけで始まった
のが6代目ルシファーや」
みんな黙って聞いていた。
そして・・・話を続ける。
天野「お前らは・・みんな
後から入ってきたから・・
わからへんと思うけど・・
なんで3人になったのかは
全部俺に責任があったんや
俺が総長にならんかったら
もっと人は残ってたんや。
圭吾のとこみたいな・・・
6代目ルシエドみたいにな
そうなってたら・・・
丁治も・・・秀も・・・
もっと楽できてたのにな」
丁治「そんなことあるかぁ
俺も秀も6代目ルシファー
を一度も恥じた事ないわ」
圭吾「黙れっ。丁治。
お前が興奮してどうするよ
話が途切れるやないけ」
丁治「・・・すいません」
話は始まったばかりだ。
そして・・・続いていく。
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