第842話 同格総長

2023年2月23日

第32部-正義vs正義-

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でも・・・それだけかな?
それだけで頭を下げるかな

守「他に・・あるでしょ?
もっと大事な・・・理由」

圭吾「あぁ。あるよ。
でも・・・俺は言えない。
礼二があかん言うからな。
俺はなぁ。前から全員に
言っとくべきやって・・・
言ってるねんけどなぁ~」

天野「言う必要ないねん。
それに総長が・・・そんな
過去持ってたら離れるわ」

圭吾「そうなんかなぁ?
離れないのもおるやんけ」

圭吾さんは丁治を見た。
丁治は軽く礼をしていた。

圭吾「6代目ルシファー
ってのは力で抑えつけてる
族やないはずやのになぁ~
そんなに知られることが
怖いんか?」

天野「うっさいぞ。圭吾。
お前喧嘩売ってるんか?」

圭吾「お~怖っ。でもなぁ
この機会に言えばどうや?
せっかく負けたんやから」

天野「・・言えるかいや」

圭吾「みんなと同じ看板を
背負ってるんやなかった?

礼二だけがルシファーの
看板背負ってるんとは
違うと思ってたけどな?」

天野「言ってどうなるよ?
離れていくだけやろうが」

圭吾「お前は自分の事を
仲間に全然話さへんから
本来人はついてこんねん。

でも・・・不思議やねん。
ちゃんとついてきてるやん

礼二には人望があるねん。

今回負けたからってなぁ。
ルシファーから離れていく
やつはおらんと思うぞ?」

天野「でも・・・やぁ」

圭吾「呪縛から離れろや。
5代目は礼二の過去も全部
知ってて選んだんやろうが

八巻総長かっこよかったわ
せやのに礼二はかっこ悪い

ちなみに。ルシエドの幹部
には礼二の過去を話してる
知ってるねん。こいつら」

天野「おいっ。マジか・・
お前ら・・・いつから?」

龍「2年前・・・ちょうど
このぐらいの時期です」

拓「そういう総長がいても
いいとは思いました」

天野「そんな前から知って
お前らずっと俺にちゃんと
挨拶してたんかいや・・」

龍「はい。うちの総長が
認めてる同格の人ですし」

拓「天野総長もうちの総長
と同じぐらい憧れますし」

圭吾「話した時になぁ~。
さすがに驚いてはいたけど
こいつら少しも礼二のこと
バカにはせーへんかったぞ

まぁバカにしてたら俺が
こいつらシバいてたけど」

天野「・・そうやったんか
お前ら・・知ってたんか」

丁治「・・・天野っ」

天野「丁治・・・集めろ。
あっこに今おるだけの連中
こっちへ集めてくれや」

丁治「ああっ。わかった」

天野は覚悟を決めた。
自分の過去を仲間に話すと

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