天野「おおっらぁぁ~」
守「うおらあああっ」
ゴッ・・・ガッ・・・
バキッ・・・ゴンッ・・
それはただの殴り合いだ。
技術も何もなかった。
そして天野が膝をつく。
天野「ハァ・・・ハァ」
守「まだやぁ。立てぇ!!」
守君は天野を立たせる。
丁治「おい・・もう」
司「もう止める気なん?
あんたの頭はこんなもんと
ちゃうと思うねんけどなぁ
ギブアップさせるんか?」
丁治「ぐっ・・・くそっ」
守「殴ってこいやぁ。
最初の時の勢いどこやぁ
もっと意地みせてこい」
天野「・・・うっさいな
まだぁ・・やれるわぁ」
ガッ!!・・・
天野は力を振り絞って
全力で守君を殴った。
守「そうや。それやぁ。
根性見せてくれやぁ」
バッキイィィ・・・
天野「ぶあっ・・・」
すぐ守君が殴り返した。
天野は倒れてしまってた。
守「ハア・・・ハア・・」
そして・・立ってこない。
この瞬間・・・終わった。
とほとんどが思っていた。
龍「おおっ。終わった?」
拓「まさか負けるとはな。
そろそろ動くべきかな?」
圭吾「まだじっとしてよう
もうちょっと見ときたい」
龍・拓「あ~?マジか?」
そして・・・こっちは。
丁治「天野ぉぉ~」
丁治が近づこうとする。
しかし・・・行かせない。
僕が無理矢理止めていた。
丁治「放せぇ。放せやぁ」
司「まだや。動くなやぁ。
お前ぇ。ほんまに天野さん
の下のもんかいやぁ~」
丁治「もう終わったやんけ
まだ俺達バカにするんか」
司「バカにする訳ないやろ
ええから黙って見ておけ」
守君がこっちへ来ない。
当事者の守君が終わりとは
とっていなかったからだ。
天野の元へ近づき起こす。
また無理矢理立たせていた
守「まだ終わってへんやろ
次・・・そっちの番やぞ」
天野「あぁ・・・まだやぁ
まだぁ・・終わってへん」
天野は1人では立てない。
これ以上は・・・生き恥だ
もうこれ以上は無理だと
みんな思っていただろう。
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