第831話 勢い利用

2023年2月9日

第32部-正義vs正義-

t f B! P L
天野「まだやるんか?」

守「まだやるんか?って
今始まったばっかやろ?
トドメもささんと勝った
気でおる方がおかしい」

守君は立ち上がってきた
足にきているのは隠す事
ができていなかった。

天野「そうやな・・・
そういえば俺はいっつも
ここで終わってたわ」

天野は倒したら後は丁治
か秀に任せて制裁してた

最後の最後までの詰めの
感覚が備わってなかった

守「ふぅ・・・あかんな
もっと修正せなあかんか

見た目に騙されてたわ。
お前ただ総長ってだけで
威張るんとちゃうんやな

百戦錬磨ってとこか?
喧嘩の経験多いんやろな

どっかでお前の事バカに
してたけど反省したわ。

お前の強さは修正した」

天野「それがどうした?
いまさら反省しても遅い

お前強がってるだけやろ
そんなフラフラでよ?」

ダダダッ・・・

天野が守君の方へ戻る。
全速力で走って向かった

守君は足にきているのか
その場から動けない。

天野「今度こそ死ねやぁ
息の根止めたるわぁぁ」

天野が勢いをつけて飛び
ながら膝蹴りをしてきた

守「うおおおおっ~」

グルッ・・・ガアアン!!
ザザッ・・・ザザァッ

天野「がはっ・・・」

守「ってぇ・・・」

次の瞬間2人が倒れてた

司「胴廻し・・・?
フライングニール?」

守君が自重を使い前に
倒れその勢いのまま前に
倒れ込み廻って蹴った。

ただ・・・言えるのは
飛び後ろ廻し蹴りだった

守「くそっ。間違えた。
動いてたらわからへんわ
ただでさえわからんし」

天野の顔を蹴るはずが
肩を蹴ってしまっていた

武装している部分だった

天野「ぐっ・・壊れたか?
あんな蹴り・・もしまとも
に顔喰らってたら・・・」

天野の肩の防具は壊れて
使い物にならなくなった

天野の走る勢いを利用して
衝撃を当てた守君の
カウンターが肩パッドを
破壊して壊していた。

もし天野が走ってなければ
こうはならなかっただろう

守「どうした?今度はお前
が顔色悪そうやけどや?」

天野「くくくっ。初めてや
武装してるのにこうやって
立ち向かってくるバカは」

天野が軽く立ち上がった。

守君はまだ動けなかった。
一瞬動くので精一杯だった

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