第824話 約束

2023年2月2日

第32部-正義vs正義-

t f B! P L
天野「俺が1人でおったら
名前売るチャンスと思って
喧嘩売ってくる奴多いのに
まさか1人でおるから喧嘩
しないって言われるとは
さすがに思ってなかった」

司「売りたくないですよ。
1人で動ける総長相手に」

天野「チャンスってのは
思わないんか?俺をやれば
お前は有名なれるんやで」

司「興味ないです」

天野「まいったな。これ。
どーすればええんやろか」

天野は頭を掻いて悩んでた
思い通りに行かないからだ

天野「わかった。引くわ。
今日は俺も気分が乗らへん
その代わり頼みがある」

司「頼み・・・ですか?」

天野「あぁ・・・明日や。
明日タイマン張ってくれ。

明日・・・午後0時・・・
丁治とアトロがタイマンを
張った場所で待ってるから

来たくなかったら・・・
もうそれは仕方がない・・

強制は・・しねぇから・・ 自分で考えて判断してくれ

ただ・・俺の言い分は・・

アトロを探してタイマンを
張るって言うのは簡単に
出した答えやないねん。

悩んで悩んで出した答えや

総長って立場を無視して
1人で探しこんできて・・
リスク負いながら探してた

俺はこのままやったら・・
モヤモヤが残ってまうねん
スッキリできへんねんや。

それが・・俺の言い分や」

司「そんな・・・重いよ」

天野「お前・・・いや・・
アトロやったらわかって
くれるって思ってるねん。
明日・・・待ってるから」

ヴォンヴォン・・ヴォーン

天野は悲しそうな表情して
バイクに乗ってその場から
黙って去って行った。

僕は少し立ち尽くしていた

どうしたらいいかが・・・
わからなかった・・・

司「どうしたら・・・」

僕はすぐ守君に電話した。

守「・・・はい。なんや」

司「守君。ちょっといい?
相談したいねんけど・・」

守「なんやねん。相談て」

司「あのね・・・さっき」

僕は家に帰りながら守君に
今あった事を相談していた

そして・・どうするべきか
の答えも求めて相談した。

そして・・・翌日・・・
午後0時を迎えていた。

天野「ちっ。来ないな・・
まさか・・・逃げたか?」

天野は1人で待っていた。

ルシファーの革ジャンを
着て立ちつくしていた。

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