そして・・・僕達は・・・
須磨まで帰って来ていた。
司「はぁ。よかったぁ。
でももう9時かぁ。時間が
過ぎるのは早いね~」
理子「もう~エッチやなぁ
でもバイトで働いてる時間
はなかなか過ぎへんのに
楽しい時間は過ぎるのが
やたらと早いもんね~」
司「今日金曜ロードショー
でラピュタあるから一緒に
見ようって京美に言われて
るからなぁ。寝ないように
して見ないとあかんねん」
手を繋ぎながらゆっくりと
歩く。大事に扱いながら。
そして僕達は異変に気づく
司「なんか今日ヤンキーが
多く出てない?」
理子「ほんまやね。怖い」
ヤンキーが多く出ていた。
今日は金曜日なので出てて
もおかしくはないけれど。
目を合わせないように歩き
うるさくないように歩く。
理子を無事に家まで送って
僕も家に帰って休んでた。
リビングで京美と一緒に
ラピュタを見ていた。
司「んーっと。なんかお腹
空いたなぁっと。京美~。
お兄ちゃんなんかコンビニ
で買ってくるけどなんか
欲しいお菓子ある~?」
京美「えっとねー。じゃあ
ポテチが食べたいー」
司「そう?じゃあ適当に
なんか買ってくるわ」
僕は近くのコンビニへ
歩いて買い出しに行った。
司「星が綺麗やなぁ~。
たまにはこうやって歩くと
風がまた気持ちいいな~」
1人でゆっくり歩いてた。
妙に風が気持ちよかった。
ヴォンヴォンヴォンヴォン
ヴーン・・ファウーーーン
司「おわっ?なんやろ?」
天野「んっ?人おるんか。
歩道を歩けよなぁ~」
暗闇でよく見えないが・・
後ろの方から早いバイクが
走って来て追い抜いてった
司「運転上手い人やなぁ。
あんなにスピード出してて
怖くないんかなぁ?」
この時僕達は会っていた。
出会うべくして出会ってた
そのバイクは僕の行こうと
してるコンビニへ止まった
ちょっと嫌な感じがした。
からまれるのが怖いから。
コンビニの前まで行くと
3人で溜まっている不良達
が駐車場前で座っていて
バイクに乗ってた人は隅の
灰皿の前でタバコを黙って
吸っていた。
司「かっこいい人やなぁ。
うわっと・・・見てるし」
その人はこっちを見ていた
天野「おい。お前」
司「はい?なんでしょう」
やはり・・からまれたぁ。
僕は・・・何かしたっけ?
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