ピピピピッ・・ピピピピッ
司「うーん・・・早いよ」
いつも通り6時に起きる。
顔の腫れも少しは引いて
ちょっとマシになっていた
鍛錬をして日課をこなして
学校へ行き普通に過ごした
問題もなく無事に終わる。
そして・・・放課後・・・
理子「終わったぁ。じゃあ
遊びに行こうよ~。司ぁ」
司「はいはい。わかったよ
そんじゃあどこ行こうか」
理子「カラオケがいいなぁ
あゆの新曲歌いたいしぃ」
今日は僕も理子も休みだ。
一緒にデートをする事に。
司「守君も誘いたいけど?
ええかなぁ・・・?」
理子「無理なんやない?」
司「・・・そうやね」
女子「沢田君。帰ろう~。
この前美味しいパスタの
お店みっけてんけど~」
女子「沢田君はパスタより
ラーメンが好きやねんで」
女子「沢田君。今日はどこ
寄って帰る~?」
守「いや・・・今日は弟と
遊んだらなあかんくて」
守君は女子に囲まれていた
彼女づらしている女子が
多かったのでもうやってる
のがすぐにわかっていた。
理子「沢田君も彼女作った
らいいのにね。なんで彼女
作らへんのやろ?」
司「さぁ?なんでやろ?」
守君を好きになる人は
かわいい子が多かった。
だけど彼女を作らずに色々
遊んでるのが不思議だった
守君は無視しておいて
僕と理子は先に帰ってった
巻き添えを避けたいので。
今日はバイクで来てない
ので理子と一緒に動く。
電車で一緒に神戸駅まで
出て楽しくデートしてた
理子「見て見て~。ほら」
司「待ってよ。うわぁ~」
モザイクから下に降りて
防波堤の方へ移動していた
波の音が静かに響き渡る
スポットで夕焼けを見てた
理子「綺麗やね~」
司「うん。ほんとに」
安っぽい言葉だけど・・・
綺麗としか言えなかった。
理子「あたしさぁ~。最近
こういうどーでもいい事で
幸せ感じてしまうねんな」
司「なんで?」
理子「好きな人が隣にいて
一緒にこうやって共感して
もらえるのが嬉しくて」
司「大人びてるね~」
理子「そんなつもりじゃ
ないねんけど。今って昔と
違ってあんまりこーやって
一緒にデートできへんやん
せやからさぁ。こうやって
同じよう景色を見て共感が
できてると嬉しいねんよ。
感覚が一緒っていうのが
やっぱり実感できるから」
司「そうやね。お互いもう
バイトで忙しいもんね~」
理子はかなり大人びてた。
僕の・・・知らない間に。
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