第813話 デート

2023年1月22日

第32部-正義vs正義-

t f B! P L
ピピピピッ・・ピピピピッ

司「うーん・・・早いよ」

いつも通り6時に起きる。

顔の腫れも少しは引いて
ちょっとマシになっていた

鍛錬をして日課をこなして
学校へ行き普通に過ごした

問題もなく無事に終わる。
そして・・・放課後・・・

理子「終わったぁ。じゃあ
遊びに行こうよ~。司ぁ」

司「はいはい。わかったよ
そんじゃあどこ行こうか」

理子「カラオケがいいなぁ
あゆの新曲歌いたいしぃ」

今日は僕も理子も休みだ。
一緒にデートをする事に。

司「守君も誘いたいけど?
ええかなぁ・・・?」

理子「無理なんやない?」

司「・・・そうやね」

女子「沢田君。帰ろう~。
この前美味しいパスタの
お店みっけてんけど~」

女子「沢田君はパスタより
ラーメンが好きやねんで」

女子「沢田君。今日はどこ
寄って帰る~?」

守「いや・・・今日は弟と
遊んだらなあかんくて」

守君は女子に囲まれていた

彼女づらしている女子が
多かったのでもうやってる
のがすぐにわかっていた。

理子「沢田君も彼女作った
らいいのにね。なんで彼女
作らへんのやろ?」

司「さぁ?なんでやろ?」

守君を好きになる人は
かわいい子が多かった。

だけど彼女を作らずに色々
遊んでるのが不思議だった

守君は無視しておいて
僕と理子は先に帰ってった

巻き添えを避けたいので。

今日はバイクで来てない
ので理子と一緒に動く。

電車で一緒に神戸駅まで
出て楽しくデートしてた

理子「見て見て~。ほら」

司「待ってよ。うわぁ~」

モザイクから下に降りて
防波堤の方へ移動していた

波の音が静かに響き渡る
スポットで夕焼けを見てた

理子「綺麗やね~」

司「うん。ほんとに」

安っぽい言葉だけど・・・
綺麗としか言えなかった。

理子「あたしさぁ~。最近
こういうどーでもいい事で
幸せ感じてしまうねんな」

司「なんで?」

理子「好きな人が隣にいて
一緒にこうやって共感して
もらえるのが嬉しくて」

司「大人びてるね~」

理子「そんなつもりじゃ
ないねんけど。今って昔と
違ってあんまりこーやって
一緒にデートできへんやん

せやからさぁ。こうやって
同じよう景色を見て共感が
できてると嬉しいねんよ。

感覚が一緒っていうのが
やっぱり実感できるから」

司「そうやね。お互いもう
バイトで忙しいもんね~」

理子はかなり大人びてた。
僕の・・・知らない間に。

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