数分で2人をシバキ倒して
天野は黙って立っていた。
天野「・・・こんなもんか
こんな奴らに・・・俺は」
嫌な記憶が蘇ってくる。
思い出したくない過去が。
天野「ぐっ・・・あかん」
天野の様子がおかしくなる
フラついて座り込んだ。
??「おい・・チャンスや」
ダッ・・・
その瞬間・・・シバかれた
2人はその場から逃げた。
原付は置いたままで・・・
しばらくして・・・収まる
天野は我を取り戻していた
カチッ・・・スーッフゥー
たばこをつけて一服する。
天野「ふぅー。しんどいわ
やっぱ俺が動くべきやな。
頭だけが黙ってのほほんと
しとくわけにいかへんか」
天野はスッキリしていた。
さっきまでの悩みの答えが
今の喧嘩で出ていたから。
誰かがやってくれてるから
自分はやらなくてもいい。
丁治や秀が自分から動いて
くれるから出番がなかった
結果・・・自分が出る事は
極端に減り動かない総長に
なってしまっていた。
だけど・・・丁治も秀も
やられてしまったのなら
自分以外は止められない。
ここで動かないで・・・
総長の看板が背負えるか?
自分の為に動いてくれてた
丁治や秀はずっと自分の為
に必死で動いてくれていた
じゃあ・・・今度は・・・
自分が丁治と秀の為に動く
それができないのなら・・
仲間とは呼べないから。
天野「よし。決まったぁ。
きっちり決着つけたるわ」
天野はバイクにまたがって
公園から出て走っていった
そして深夜まで流していた
適当な不良を見つけては
探し回って聞き込んでいた
昨日の喧嘩の情報を聞いて
知っているやつを探してた
天野「須磨の奴らなんか」
??「そうみたいですよ」
天野「ルシエドの連中か?
そういうわけやないんか」
??「族じゃないみたいです
3人だけって聞きました。
それにルシエドやったら
みんなわかると思います」
天野「そうか。そうやな。
わかった。ありがとうな」
??「いえ。こちらこそ」
天野は情報を掴んでいた。
そして夜が更け翌日になる
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