丁治「天野っ。落ち着け」
天野「うっさいわぁ・・・
お前らに・・・俺の気持ち
がわかるかいやぁぁぁ~。
丁治がやられて秀がやられ
俺はなんにも知らんと
のほほんとしてたんやぞ」
天野の暴走が止まらない。
周りにいる者を殴っていた
??「おーい。止めとけぇ。
そこらへんにしとけよぉ。
何があったかしらんけど」
天野がピタッと止まった。
そしてそいつの方を見る。
丁治「お疲れ様です・・・
騒いですみませんでした」
??「いやー。いいけどな。
俺が入れる話やないやろし
礼二。ちょっとひどいな。
お前これ先生見つかったら
停学越えて退学ちゃうか」
天野「・・・うっさいねん
何のようがあんねんや?」
??「別になんもないねん。
ちょっと声が聞こえててな
心配やったから来たんや」
天野「圭吾関係ないやんけ
勝手に首突っ込むなや」
天野を呼び止めた相手・・
それはルシエド総長だった
圭吾「まぁそういうなって
困った時はお互い様やぞ。
相談あるならのるけど?」
天野「ルシエドに相談する
ことなんてひとつもない。
これは俺らの問題やからな
・・・いくぞ。丁治」
丁治「・・・あぁ。
失礼します。泉総長・・」
圭吾「総長はやめぇい。
学校やしお前らの総長は
礼二なんやからな~。
まぁなんかあったら言えよ
もうすぐ俺ら卒業やねんし
一緒に卒業したいからな」
天野「ふん。バカが・・・
自分の事だけ心配しとけ」
天野は教室へ戻っていった
圭吾「おい。立てるかぁ?
立てるもんは早く戻れよ~
もうすぐ授業始まるぞ~」
後輩「すんません・・・
ありがとうございました」
圭吾「挨拶はいいって。
ほれ。早く教室戻れって」
後輩達も戻っていった。
圭吾「何があったんかなぁ
よくわかれへんけど・・・
礼二。お前が俺になんにも
言わへん間は俺はなんにも
知らへんってことやからな
助ける事あったら言えよ」
圭吾も教室へ向かった。
授業が始まり時間は過ぎる
そして昼休み・・・
天野「・・・そういう事か
じゃあ丁治と秀をやった奴
は同じ相手って事なんか」
丁治「あぁ・・・そうや。
真正面から殴りあったわ」
天野「お前らに勝つとはな
いまいち信じられんけど」
丁治「すまんかった・・」
天野「別にいい。謝るな。
相手が強かっただけやろ?
ただ・・・それでも俺達は
負けたらあかんねんけど」
丁治「・・・」
天野が席を立った。
天野「後は俺に任せとけ。
丁治は体を休めておけや」
丁治「どこ行くんや?」
天野「食堂行くだけや。
心配すんな。暴れへんわ」
丁治「そうか・・・」
丁治は心配をしていた。
総長の立場に関係なく
勝手に動くと思ったから。
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