第804話 好印象

2023年1月13日

第32部-正義vs正義-

t f B! P L
教室に入るとみんなが僕の
顔を見てびっくりしていた

??「どうしたんや?宮根。
誰かにシバかれたんか?」

司「はははっ・・・」

??「俺が仇とったろか~?
どいつにやられたんやぁ」

司「ちょっとこけただけ」

僕は理由は言わずに笑って
ごまかすしかなかった。

しばらくすると理子が来た
僕を見てなぜか怒っていた

理子「ちょっと~。司ぁ」

司「理子。おはよう~」

理子「はぁ・・・許せんわ
ほんまに顔腫れてるやん」

理子は一気にへこんでいた
僕の顔を見てへこんでいた

司「ごめんね・・・理子」

僕は理子に謝った。
心配してくれてたと思って

理子「ごめん。ちゃうわぁ
さっき先生から聞いたわ。

どっかのかわいい女の子を
かばってできた傷らしいな

おっ?前から好きやった?
どういうことやねんなぁ」

司「違う違う。それ違う。
ちょっと。守君助けてよ」

守「くー・・・くー・・」

司「あ~。本気で寝てる」

絶対絶命だった・・・

守君が校門で先生に言った
適当な事を先生が理子に
ちゃんと伝えていた。

理子「何が違うんよ?
そんなに顔が腫れてるのに
言い訳できる思ってる?」

司「ちょっと待ってよぉ。
今朝殴られたとしてもここ
まで顔は腫れないってぇ」

殴られてすぐ顔は腫れない
時間がたって腫れるから。

僕の場合手当てをちゃんと
してないので大きく腫れた

理子「そんなん知らん!!」

司「理子ぉ。ごめんって」

理子「絶対に許さへん!!」

司「許してよぉ。ごめん」

一難去ってまた一難だった

僕は理子に謝っていた。
謝るしか許してくれない。

男子「宮根って・・なんか
かわいそうな奴やなぁ」

男子「あんな風にだけは
なりたくないよなぁ~」

男子にはそう見られていた

女子「宮根君。女の子を
かばったんやって~
いいなぁ。かっこいい」

女子「それ黙ってたもんね
やっぱ宮根君もいいやんか

弱くてもかばってくれると
やっぱ嬉しいもんね~」

女子には変に伝わってた。
好印象になっていた。

そしてチャイムも鳴って
いつも通り授業が始まった

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ