教室に入るとみんなが僕の
顔を見てびっくりしていた
??「どうしたんや?宮根。
誰かにシバかれたんか?」
司「はははっ・・・」
??「俺が仇とったろか~?
どいつにやられたんやぁ」
司「ちょっとこけただけ」
僕は理由は言わずに笑って
ごまかすしかなかった。
しばらくすると理子が来た
僕を見てなぜか怒っていた
理子「ちょっと~。司ぁ」
司「理子。おはよう~」
理子「はぁ・・・許せんわ
ほんまに顔腫れてるやん」
理子は一気にへこんでいた
僕の顔を見てへこんでいた
司「ごめんね・・・理子」
僕は理子に謝った。
心配してくれてたと思って
理子「ごめん。ちゃうわぁ
さっき先生から聞いたわ。
どっかのかわいい女の子を
かばってできた傷らしいな
おっ?前から好きやった?
どういうことやねんなぁ」
司「違う違う。それ違う。
ちょっと。守君助けてよ」
守「くー・・・くー・・」
司「あ~。本気で寝てる」
絶対絶命だった・・・
守君が校門で先生に言った
適当な事を先生が理子に
ちゃんと伝えていた。
理子「何が違うんよ?
そんなに顔が腫れてるのに
言い訳できる思ってる?」
司「ちょっと待ってよぉ。
今朝殴られたとしてもここ
まで顔は腫れないってぇ」
殴られてすぐ顔は腫れない
時間がたって腫れるから。
僕の場合手当てをちゃんと
してないので大きく腫れた
理子「そんなん知らん!!」
司「理子ぉ。ごめんって」
理子「絶対に許さへん!!」
司「許してよぉ。ごめん」
一難去ってまた一難だった
僕は理子に謝っていた。
謝るしか許してくれない。
男子「宮根って・・なんか
かわいそうな奴やなぁ」
男子「あんな風にだけは
なりたくないよなぁ~」
男子にはそう見られていた
女子「宮根君。女の子を
かばったんやって~
いいなぁ。かっこいい」
女子「それ黙ってたもんね
やっぱ宮根君もいいやんか
弱くてもかばってくれると
やっぱ嬉しいもんね~」
女子には変に伝わってた。
好印象になっていた。
そしてチャイムも鳴って
いつも通り授業が始まった
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