丁治「これ以上・・・
恥をかかせるなや・・・
たった3人にルシファーが
人数で喧嘩して・・しかも
ほとんどがやられて・・・
俺らぁ恥なだけやないけ。
天野が知ったらどう思う?
あいつに恥背負わせるんか
そんなこと・・・できん」
司「・・・天野?」
守「でーいっ。どけやぁ。
あ~苦しかったやんけ~」
魂輝「また課題できました
四方八方の対処学ぶです」
守君と魂輝君は無事だった
つーかなぜか余裕だった。
守君は丁治に近づいていく
守「いやぁ。まともなんは
お前だけみたいやなぁ?」
丁治「あ?なにがや?」
守「お前をアトロにやらせ
たんはもったいなかったわ
俺がタイマン張りたかった
お前みたいなんそうおらん
そんで?天野って誰や?
お前と同じ感じの奴か?」
魂輝「あ~ずるいですよ。
抜けがけは禁止ですぅ~」
丁治「天野は俺らの頭や。
6代目ルシファーの総長」
守「ふーん。そうなんか。
お前の直属の上なんか?」
丁治「あぁ・・・そうや」
守「タイマン張りたいわ。
どこ行ったら会えるんや」
後輩「なんやとコラぁ」
後輩がいきり立っていた。
そりゃあそうだろう・・・
総長なんて上の上だから。
丁治「天野の事・・・
狙わんとってくれ・・・」
守「あん?なんでや?」
丁治「天野は・・・俺らの
看板やからや・・・」
守「それがどうしたんや?
そんな理由は理由ちゃう」
丁治「頼む・・・」
守「おいおい。なんやの」
守君が冷め出してきていた
丁治が頭を下げ出したから
守君は丁治に頭を下げさせ
恥をかかせたい訳じゃない
人数が多く圧倒的に有利な
状況なのにタイマン張って
仲間の為に戦っていた丁治
に恥はかかせたくなかった
なので・・・ここで引く。
守「・・・わかったわ。
天野って奴は忘れとくわ」
丁治「あぁ・・・頼むわ」
守「そのかわりあんた。
傷が治ったら今度は俺と
タイマン張ってくれや」
丁治「俺とか・・・?」
守「あぁ。あんたとや」
丁治「あぁ・・わかった」
守「約束やぞ。そんじゃあ
もう遅いから俺ら帰るわ」
丁治「おう。帰ってくれや
お前らぁ。道開けたれぇ」
後輩は黙って道を開けた。
めっちゃ睨まれてたけど。
魂輝「ほら。立つですよ。
運転できますか?」
司「いやぁ・・・きつい。
代わりに運転してよ?」
魂輝「しょうがないです」
魂輝君の肩を借りて歩いた
僕は守君の後ろに乗って
魂輝君がアドレスに乗った
そして伊川谷を後にして
須磨へ帰っていった。
こうして長い一日が終わり
僕は帰ってすぐに寝てた。
第31部-陰と陽の族- 完
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