第799話 怒声

2023年1月8日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
後輩「お前らを勝たせる
わけにはいかへんねんや」

守「そうか。俺らもお前ら
に負けるわけにいかんねん
第2ラウンド開始やろ?」

後輩「なめやがって・・・
後悔しろやぁぁ。コラぁ」

守「かかってこんかいや」

ワー・・・ワー・・・
ドカァ・・・ビシッ・・・

司「また・・・始まった」

丁治「おい。やめろぉ~」

今度は2人対大人数の喧嘩
が始まってしまった・・・

僕と丁治のタイマンを見て
全員があてられていた。

もう・・・止められない。

僕と丁治はもう動けない。
黙って見てるしかなかった

守「よっと。ほれっ・・」

魂輝「ほいっ。やっ!!」

後輩「なんや。こいつらぁ
カンフーやってるんか?」

司「すっごいなぁ~」

守君と魂輝君は円で動き
よく入れ替わり攻撃してた

長拳を中心に使っていた。
さっさと敵を倒していく。

明らかに動きが慣れていた
僕がいないほうが強かった

でも・・・ダメだ。
相手の人数が多すぎた・・

守「あ~。キリないやんけ
終わりが全然見えへんぞ」

後輩「よそみすんなやぁ」

守「してへんよ?うわっ」

後輩「よっしゃ捕まえた。
他も一気にとびかかれぇ」

守「うわっ・・・なんや」

後輩「うおおっ」

守「ちょっ・・・マジ?」

後輩も一気に飛びかかった

なりふりかまわずに人数的
圧力で抑え込みだしていた

魂輝「なにやってるですか
いちいち助けないですよ」

魂輝君は無視していた。

後輩「お前も一緒じゃあ」

魂輝「捕まらないですよ~
そんな単純な動きじゃあ」

後輩「人数でかかれぇ」

後輩達が四方八方から一気
に飛び襲いかかっていた。

魂輝「うわぁ。ダメです」

魂輝君も捕まっていた。
そして上から人が一斉に
一気に乗りかかっていた。

子供の喧嘩みたいだった。

だけど・・・そうしないと
止められなかった。

丁治「やめろ言うてるやろ
お前ら全員暴れるなぁぁ」

後輩「丁治・・・さん」

丁治の怒声が響く一言で
後輩達がぴたっと止まった

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ