第798話 意思の暴走

2023年1月7日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
守「アトロぉ~。立て。
立ったらお前の勝ちやぞ」

司「・・・ちょっと待って
すぐには・・立てないって
よっ・・こらせっ・・・」

僕は手を使い生まれたての
馬のようにゆっくり立った

フラフラの状態で立った。
すぐに座り込みたかった。

僕が立ち上がった時・・・
丁治の周りに仲間が近づく

それは決着を意味していた

守「お疲れさん」

司「・・・終わったの?」

魂輝「意識の乖離してます
完全に決着ついてますよ」

司「そっか・・・やっと」

僕はその場に座り込んだ。
余裕なんて全くなかった。

魂輝「なんでさっさと柔法
使わなかったですか?」

司「・・・なんかさぁ。
殴り合ってると熱いもんが
あってさぁ。つい・・・」

魂輝「あのまま打撃で攻撃
してたら負けてましたよ」

司「やっぱ・・そうかな」

守「下手な打撃やったわ。
打撃を崩しで使ってるから
一撃に重みがなかったな」

司「結構のせてたんやけど
・・・あかんかったかな」

守「あんなん並やないけ。
ちょっと基本守ってただけ
たいしたことあらへんわ」

司「はいはい・・・どうも
すいませんでしたー」

魂輝「さてと・・・じゃあ
こっからどうするです?」

守「2人でやるしかないわ
2人の方がやりやすいし」

司「なんの話し?」

魂輝「この後の話しです」

守君と魂輝君が僕の前に
立ちルシファーを見ていた

丁治「つっ・・・はっ」

後輩「丁治さんっ」

丁治が目を覚ましていた。
後輩の呼びかけに反応する

丁治「ぐっ・・あいつはぁ
なんや?どうなったんや」

後輩「・・・っ」

丁治「・・・なんや?おい
俺が・・・負けたんか?」

後輩は黙ってうなづいた。
結果を伝えるのは辛かった

丁治「・・・そうか。
すまんかった・・・お前ら
俺が負けたらあかんのに」

後輩「いえ。強かったです
後は・・・俺らが・・・」

丁治「おい・・・お前ら」

後輩達は覚悟を決めていた
今あった事をもみ消すと。

後輩「あいつらを潰すぞ」

後輩達もこっちを見ていた
お互い睨みあっていた。

守「行こうか。モスラ」

魂輝「ミスラです」

ザッ・・ザッ・・ザッ。

守君と魂輝君が近づく。
後輩達も近づいてきていた

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