丁治「おらぁ。行くぞぉ。
まだ始まったばっかやぁ」
司「くそっ・・足が・・」
丁治が全力で殴りに来る。
僕は足にきてて避けれない
丁治「これで終わりやぁ」
なので・・・僕は・・・
これしか浮かばなかった。
一瞬歓声が上がった。
ドゴッ・・・
司「ぐうう・・・っ」
丁治「ぐぬぬぅ・・・」
僕が選んだのは相打ちだ。
丁治のパンチに合わせて
僕も丁治にパンチを打った
丁治「てめぇ。コラぁぁ」
司「打撃の・・基本・・」
そして・・・打ち合う。
相打ち狙いで打ち合った。
ゴッ・・・ズカッ・・・
バキッ・・・ドッ・・・
守「どう思うよ?タマ?」
魂輝「どうにもこうにも。
打撃にこだわる必要なんて
どこにもないですよ」
守「そうやなぁ。じゃあ
なんで打撃選んだんやろ」
魂輝「気持ちでしょうね。
納得したいんでしょう」
守「そうなんかなぁ?
ちょっと違う気するけど」
魂輝「どういう事です?」
守「俺もただの推測や。
確信はないから言われん」
守君達はじっと見ていた。
そして・・ルシファーは。
後輩「うわぁ。すげぇ・・
打ち合いやんけ・・・」
後輩「弱いくせにやぁ。
打ち合って勝てるとでも
思ってんのか?あいつ」
後輩「おい。黙っておけ。
あいつ・・・弱くないわ」
後輩「えっ?」
後輩「俺らの中で・・・
丁治さんと打ち合える奴
誰が・・・おるねんや」
後輩「そういえば・・」
後輩「それに・・あいつ
あれから倒れてないねん
丁治さんのパンチまとも
に受けて立ってるねん」
後輩が僕達を修正してた
認識を改めなおしていた
ゴッ・・・ドッ・・・
司「ぐはぁ・・・っ」
丁治「ハァ・・ハァ・・
オラァ。どうしたぁ?
もう終わりかぁぁ?」
司「ぐっ。まだまだぁ」
後輩「丁治さん相手に
あいつ・・笑ってる?」
後輩「違う。丁治さんも
笑って殴りあってるわ」
周りはシーンとしていた
この喧嘩に魅入ってた。
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