第785話 河川敷

2022年12月25日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
??「やったろうやんけぇ
こいやぁ。お前らぁ~」

突然大声で叫びだした。

守「うっさいなぁ。お前
そんな大声出さんでも
聞こえるっつーの~」

魂輝「そうです。仲間が
来る前に決着つけます」

司「じゃあ僕は見てるね
観客ぐらいがいいやぁ」

僕は傍観者になった。

司「ふーん。そうやるか
捌くと同時に踏み込むか」

守君と魂輝君の喧嘩は
見るだけで勉強になる。

そして・・・
あっという間に決着がつく

守「あっけなかったなぁ。
からんできた割には」

魂輝「数で喧嘩をする者は
圧倒したいだけでしょう」

守「さてと。そんじゃあ
事が大きくなる前に去るか
仲間来られてもしんどい」

魂輝「そうですね~」

司「じゃあ帰ろうよ」

僕達はバイクに戻った。
そして移動しようとした。

遠くからバイクの音がして
こっちに近づいてきていた

司「・・なんかおかしい」

守「もう来てるんかもな。
レスポンス早いやないけ」

魂輝「場所が悪いですよ。
河川敷に移動しとくです」

守「・・・そうやな」

司「え?なんで河川敷?」

守「その方が都合ええねん
黙ってついてくればいい」

司「待ってよ~」

僕達はすぐに移動をした。
急いで河川敷へ向かった。

5分後・・・着いた。

司「ここって・・・昨日
空き缶投げられたとこ?」

守「そうや。ここしか
河川敷わからへんしな」

魂輝「守。準備するですよ
あんまり時間がないです」

守「そうやな。司もさっさ
と用意しとけよ」

司「準備って・・何を?」

守「身を守る為の暗器や。
石握りこんで殴るねんや。
何人相手にせなあかんのか
ちょっとわからへんからな
今から複数相手の喧嘩や」

司「げっ・・・マジで?」

複数相手の喧嘩は初めてだ

数人ぐらいならいいけども
何人もいるのは初めてだ。

道場で戦い方は習ったけど
難しくて覚えれなかった。

大人数の場合は複合と複合
が重なるので入れ替わる。

それに・・・他にもあって
何人もいると戦い方の制限
がされ縛りがきつくなる。

まず投げることはできない

投げた後にかかってこられ
たら成す術がないから。

投げ技中心の僕には辛い。

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