第780話 圧力

2022年12月20日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
魂輝「じゃあいきます~」

前のめりになった相手の
懐に潜り込み震脚を打ち
反動をつけアゴへ打ち込む

??「アッパー・・?違う」

ガッキィ・・・ドサッ・・

司「おおっ。通天砲やね」

魂輝君の好きな破壊技だ。
食らいたくない一手だった

守「アゴ割れたんちゃうか
ちょっとやりすぎかもな」

ものの10秒で2人を倒した
シャレになってなかった。

魂輝「さっ。立つですよ。
手抜きしないで下さいよ」

??「お前・・なんやねん。
俺らに怨みでもあんのか?
俺らがなにをしてんや?」

魂輝「そんなのないです。
それより早くするですよ。
警察来るじゃないですかぁ。
話す時間なんてないです」

??「・・・なんやねんや」

無差別なヤンキー狩りだ。

理由が訳のわかんない理由
だし相当迷惑だっただろう

そして彼らにもやっぱり
プライドがあったから・・

明らかに喧嘩を売られてた

ヤンキーは喧嘩を売らない
だけど売られた喧嘩は買う

買わないとつっぱれない。

魂輝「さぁ立つですよ~」

守「はいはい。終了やぁ。
もうそこらへんで終われ」

魂輝「なんでですかぁぁ?
これからヤンキーが気合と
根性見せるとこですのに」

守「バカ。そいつらそんな
類のヤンキーとは違うやん

それにやぁ・・もう圧力に
呑まれてるみたいやしな」

司「うん。怖がってるで」

彼らはもうびびっていた。
そりゃ・・そうだろう・・

魂輝「え~つまんないです
じゃ後一撃だけ打ちます」

??「・・・えっ?」

パアァアン・・・

魂輝君はたった1回・・・
顔を綺麗に蹴りこんでいた

打ち下ろしのローキック。
空手でよく使う蹴り方だ。

その一撃を受けヤンキーは
ふっと意識がとび気を失う

司「蹴りなれすぎてるね。
あんなん受けたら死ぬし」

守「死なんようにちゃんと
当てる部分考えてると思う

技は何度も何度も反復して
体が覚えすぎてるねんなぁ

まぁ精度高すぎるけどな」

司「当てる部分考えてる?
よく人を壊してるのに?」

守「壊してるんじゃなくて
壊れてるんやと思うけど」

司「余計止めようないやん
暴走したら終わりやんか」

魂輝君がもし暴走したらと
ちょっと考えるが怖かった

魂輝「終わったでーす。
そんじゃ行きましょうか」

魂輝君がこっちへ戻った。

守「スッキリしたんか?」

魂輝「はい。大丈夫ですよ
そんじゃあ遊びに行くです
僕ボーリングしたいです」

司「そうしよ。普通に遊ぶ
ようにせなリスク高いよ」

魂輝君を乗せて移動をする

魂輝君の気分もスッキリし
やっと普通に遊ぶ事になる

僕達はまた適当に走り出す

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ