第778話 暴走

2022年12月18日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
守「つーかさすがになぁ。
このままボーッと待ってて
も時間余すだけやなぁ~」

司「じゃあ昨日なんにも
できんかったから今日を
遊びにまわせばえーやん」

魂輝「それがいいです」

司「じゃあどこ行く?
ボーリングにでも行く?」

魂輝「何言ってるですか。
ヤンキー狩り行くですよ」

司「ぎゃあ。最悪やんか」

守「あん?なんでや?」

魂輝「だって僕だけ昨日
暴れてないんですよ?」

守「あ~。そやったか」

司「言ってる事おかしい。
守君。魂輝君を止めてよ」

守「おいおい・・・タマを
止めようと思ったらかなり
痛いダメージ負ってまうわ
そんな危険冒したくない」

司「じゃあ止まらんやん」

守「しゃあないやんけ」

司「しゃあないって・・・
そんな簡単でいいの?」

守「そこら辺のヤンキー
1人ぐらいにちょっと犠牲
になってもらうしかない。
タマを鎮めてもらう為に」

魂輝「そうです。僕は別に
何人も倒したい訳違います

1人ぐらいでいいんです。
司は心配しすぎですよ~」

司「いや・・・えっと~」

なぜ・・・僕が間違ってる
みたいになるのだろう・・

うまく・・・伝わってない
どう言ってもダメだった。

守「そんじゃあ行くかな。
タマ。1人だけにしとけ」

魂輝「はい。わかってます
そんじゃあ行きましょう」

司「はぁ・・・危ないわ。
からまれるヤンキー・・・
めっちゃかわいそう・・」

僕達はバイクで移動をする
適当に流して走っていた。

魂輝君が暴れてないって
理由で魂輝君にからまれる
ヤンキーは不幸だと思った

だって・・・壊すから。

どっからどこまでやったら
どうなるか人体実験をして
危険度を確かめてたから。

守「タマぁ。あれは~?」

魂輝「どれですかぁ?」

話しこんでいるオシャレな
学生みたいなのを見ていた

魂輝「あれは違うですよ。
ヤンキーとは違いますもん
それにヤンキーだけですよ
壊してもいいのは~」

司「・・・ダメだって」

ヤンキーだろうが・・・
壊したらいけなかった。

って言っても・・・僕も
感情に任せて昨日やって
しまってたので言えない。

黙って付き合っていた。

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