第772話 睡眠時間

2022年12月12日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
守「まぁ・・・でも・・・
このまま無視するってのも
いかへんやろなぁ~」

司「そうやね・・・」

相手は暴走族だ・・・
仲間がやられたとなると
きっちり探し出すだろう

守「今日の夜にでも
もっかい行くかなぁ~」

司「うん。そうしよう~
僕バイトが9時に終わる
から10時にどっかで
待ち合わせしようよ」

守「じゃあ10時しよか
はぁ。明日も寝不足か」

司「さっさと食べて教室
戻って寝たらええやん」

守「ご飯ぐらいはなぁ。
ゆっくり食べたいけど」

司「いつもそんなん一言
も言った事ないやんか」

守君におちょくられて
急いで学食を食べた。

そして・・・

守「ふぅ。食ったわぁ~。
そんじゃあ教室戻ろうや」

司「楽観的やなぁ~」

僕達は食器を返してから
教室へ戻ってすぐに寝た。

守「くー・・・くー・・」

司「スーッ・・・スーッ」

女子「ちょっと沢田君達
本気で寝てるやんかぁ~」

女子「写メとりたーい」

学校で本気で寝ている人は
僕達ぐらいだっただろう。

よく起きたら言われてた。

キーンコーンカーンコーン

理子「ちょっとぉ~。司」

司「・・・ん?あっ理子」

理子「あっ。理子やない。
本気で寝んとってよ」
司「んー。ごめん。っと
・・・あー。よく寝れた」

守君の方を見ると女子達が
集まって起こしていた。

ほっぺをつんつんとしたり
腕とかやたら触っていた。

逆セクハラみたいだった。

守「・・・っ」

女子「あっ。起きたぁ~。
おはよう~。寝れたぁ?」

守「・・・ふぅ。おはよ。
あー・・・きっついわぁ」

守君は疲れてるようだった
疲れが溜まってるのだろう

みんなは知らないだろうが
全然休んでいないから。

プライベートでも鍛錬でも
とにかく休む時間がない。

そんな生活をもう10年以上
もやってきているのだから

慣れていても疲れは溜まる
やってる者だけがわかる。

その後は午後の授業を受け
学校が終わって僕はバイト
に行って9時まで働いた。

一旦家に帰り着替えてから
守君と待ち合わせしていた
近くのコンビニへ向かった

コンビニに着くと守君と
魂輝君が待ってくれていた

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