店員「缶コーヒーが1点で
120円になりまーす」
守「ん。はい」
店員「120円ちょうど
お預かり致します。
ありがとうございました」
守「あ~。レシートくれ」
店員「はい。すみません」
司「僕もレシート下さい」
店員「はい。すみません」
そして外へ出て行った。
女「ちょっと~。見たぁ?
缶コーヒー買ってたよ~」
女「かっこいいなぁ~。
あの2人絶対いいやんね」
女「あんまり必要以上に
話さないとことかいいな」
女「話すきっかけ欲しい」
女「はぁ~。そうやなぁ」
女「追いかけようよ。
後ろついて歩いていこう」
女「きゃ~。それいい~。
早くいこっ。早く~」
女「ちょっと待ってよ~。
あたしまだ買ってないし」
女「今日は学食でええやん
早くせなあかんって~」
女が乙女チックになってた
すぐ僕達を追いかけてきた
それを男はよく思わない。
男「なんやねん。あいつら
なんかむかつくなぁ」
男「缶コーヒー買っただけ
で何がかっこええねんや」
男「女って見る目ないな。
男は外見やない。中身や」
男「いや・・・外見やろ。
女を中身で選ぶか?」
男「うーん・・・」
思春期には悩む男の難題。
外見か・・・中身か・・・
どーでもいい事を言ってた
間に僕達は学校へ歩いてた
司「そんでさぁ。その時に
憲吾が吐いたんやんかぁ」
守「はははっ。憲吾は
無茶ばっかするからなぁ」
司「結局大食い失敗して
2000円払ってたから。
ジャンボラーメンを30分で
食べるとか無理やったわ」
守「企画としては最高や。
憲吾がやるからおもろい」
司「そうやね~。ほんと」
缶コーヒーを飲みながら
昔にあった話をしていた。
女「ちょっと~声かけてよ
絶対今がチャンスやんか」
女「あんたがいきいなぁ」
司「ん?なんだろ?」
守「なんや?どうした?」
気になって後ろを見る。
女「あっ。気づかれた」
女「どうすんのよ?
なんて声かけるん?」
後ろで聞こえるように
ボソボソと言われていた。
そりゃあ気づいてしまう。
気づかないほうがおかしい
司「変なの。そんでさぁ。
他にも色々あんねんやん」
守「他なにがあんの?」
気づかれたくないみたい
なので無視して歩いた。
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