第766話 疑心暗鬼

2022年12月6日

第31部-陰と陽の族-

t f B! P L
それから数分後・・・

プルルル・・プルルル

丁治「ちっ。出ーへんな。
なにしとんや?秀は?」

丁治は秀に電話をしてた。
秀と合流するために。

ピリリリ・・・ピリリリ

丁治「おっ?秀か・・・?
って違うやんけ・・・」

電話の相手はルシファーの
兵隊で丁治の後輩だった。

丁治「おう。どうした?」

後輩「丁治さん・・・
大変です。秀さんが・・」

丁治「秀が・・どうした」

後輩「秀さんが・・・
道路でやられて倒れてます
すぐにこっち来て下さい」

丁治「あぁ?なんでやねん
秀がやられるわけないやろ
あいつは相当強いんやぞ」

後輩「わかんないっス・・
でも・・・ヤス達がとられ
たって言ってたと思われる
革ジャンが3着おかれて
ますし・・・事故った形跡
もないですし・・・」

丁治「・・・場所どこや?
すぐそっちへ向かうわ」

後輩「場所は・・・」

後輩は場所を伝えた。

丁治「わかった。すぐいく
そんでな。秀がそこで倒れ
てるのは秘密にしとけや。
総長には・・絶対言うな」

後輩「わかりましたっ。
それじゃあ早く来て下さい
どうしたらええんか・・・
全然わかんないっス・・」

丁治「あぁ。すぐ行くわ」

ピッ・・・

丁治は電話を切った。

丁治「秀が?やられた?
そんなわけあるかいや」

丁治は疑心暗鬼だった。
秀がやられたという事を
信じたくなかった・・・

そしてすぐバイクに乗って
現地まで飛ばしていった。

後輩「・・・丁治さん?
すいません。こっちです」

丁治「あぁ。そっちか。
そんで秀はどこや?」

後輩「・・・っ」

後輩は指を指していた。
そこには・・・横たわって
倒れてる秀がいた・・・

丁治「おい・・・秀・・・
お前・・・マジか?」

丁治はやられている秀を
目の当たりにした・・・

丁治「・・・どいつや?
どいつが秀をやったんやぁ
そいつぶち殺したるわぁ」

後輩「丁治さん。今は先に
秀さんどうにかしないと」

丁治が・・怒り狂っていた
大声で狂い叫んでいた。

後輩は怒り狂う丁治を
止めるのに必死だった。

このブログを検索

ページビューの合計

Translate

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ